酒やめて、2558日
毎日やらなきゃ上達はしない!?
先日、髪を切ってもらいに美容室に行ったとき、(美人)美容師さんから、サーフィンは何年ぐらいされているんですかと訊かれたので、40年くらいですかねーと答えたら、じゃあもうめっちゃお上手なんですねと言われ、ヤニを下げつつ、いやいやいやまったくそんなことはないのです、ピアノなどの楽器でも週一回や二回の練習で上手くなる人がいないのと同じですよと答えました。なんだか鼻白んでいたようです。社交辞令のつもりなのに、まともに答えてどうすんだよ、といった感じでしょうか(老人性僻み)。
ともあれ、スポーツや楽器などは基本的には毎日やらなきゃ上手くならないものですよね。運動部活や音楽部活も毎日ですし、大人のゴルフだって、コースに出るのは週に一回とかでも(私の昔の同僚に、土日に朝から飲まないために、土日は必ずクルマでゴルフに行くという人間がいるがw)、ほんとに上手くなりたい人は毎日暇を見つけて練習場に通ったりします。私なども若い時、テニスに夢中になったことがあり、その頃は年間200日コートに通っていました。そういえば元妻も毎日ピアノの練習をしていました。腕が落ちるからだそうです。プロでもなんでもない人間に、(上達するのではなく)維持するためだけに毎日練習させるとか、どれだけドSな存在なんやとは思いますが、そんなものなのでしょう。
サーフィンで言えば、サーフィンはスポーツの中でも難しい部類に入るでしょうから、余計毎日なのだと思います。なので、常に海に行ける環境を整えることからサーフィンが始まると言ってもいいかもしれませんし、サーフィンは人生であるとよく言われますが、そこにつながっているように感じます――実際海に行くと、ウエットスーツから背広に着替えている人もいますし。そのような生活環境を自分で整えたのかもしれません。
逆に言えば毎日やっていれば多少は進歩するということです。どんなことであっても、どんな人間であっても。先に挙げたテニスでも、私のような運動音痴でも毎日ではないが年間200日という頻度でやっていたので、多少は腕が上がりました。
「毎日」には「真実」が宿っている!?
さて、私は酒をやめてから基本的には毎日、筋トレをやっています。20分から30分程度です。
じゃあ細マッチョになれたかというと、まったくそんなことはありません。ただ、腹は引っ込みました。バキバキにはなっていませんが(今、それを目指しています)。
大きいのは、始めた頃は「無理絶対」と思っていた種目(?)が、普通にラクにできるようになったことです。以前も書いていますが、やっぱり毎日というのはそれだけの価値があるもんやなあ、と本当に思いますよ(参考「ジジイになっても身体は「応えて」くれるもんだという話」)。
後は、脳のもやもやを取り払うには筋トレだ! というライフハック(?)も身に付きました。思えば、以前はこれを酒でやっていたわけで(汗)。
酒の話が出たところでやっと本題なのですが、断酒というのも、当然のことながら毎日続けるで、毎日やっているということは、これはもう何らかのエフェクトがあるということです。それは断酒スキルの向上なのかもしれないし、心の持ちようの平穏化なのかもしれないし、あるいは脳機能身体機能の回復なのかもしれません。とにかく繰り返しますが、「毎日」なのだから何らかの効果が必ずあるというのは、宇宙の真理といってもいいものです。
飲まない毎日を積み重ねるのは、断酒している人間が思ってる以上に、人生に対するいい効果をもたらしていると思いたいのであります。いや、これは思いではなく、論の帰結であります( ー`дー´)キリッ
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