ストレスは執着心とともにやって来る。そして執着心は断酒ともに去っていく。

酒やめて、2224日。

断酒→小さな生活→ストレスフリーの好循環!

ちょっと前に、ストレスについて「酒やめるとストレスとは無縁に生きられる。そのメカニズムとは」というエントリーを書かせていただきました。それにしてもストレスというものは、もはやあらゆる意味で人生の敵と考えていいでしょう。とくに脳への影響は重大です。いずれ、成長期の脳の発達と(毒)親がもたらすストレスの関係なども明らかになっていくのではないでしょうか。

もちろん大人にとっても、「一生働け」の社会になってしまい、死ぬまで脳の健康を維持し続けなくてはならない状況下にあって、なるべくストレスを感じないで生きていくことは必須です。

そして先のエントリーで書いた通り、人生の選択肢が多いとストレスを感じない道を選ぶことができます。「小さい人生」「小さい生活」を指向するとそれがしやすく、そのための条件が断酒ということになります。

またストレスの中で対人関係によるものが多いと思いますが、「小さい生活」「小さな人生」だと仕事上で嫌な人を避けることはできます。

ただし対人関係のストレスについては、こちらの状態によってそれが生まれるということもありますよね。相手に期待して裏切られた(?)ときです。つまり対人関係における「執着」がストレスを生むという側面があります。

セルフエスティームがあるから、他者に期待しない!?

これもいつも書かせていただいていて恐縮ですが、酒をやめるとすべてにわたって執着心がなくなり、相手に期待することもなくなります(参考「他人に期待するな。でも自分には期待しろ」)。

今、私は父の介護してるのですが、こうあってほしいと父に期待したら、めちゃストレスがたまると思いますよ。逆に、期待しないということが大前提としてあって、それをこちらの判断や行動のベースにすると、不思議にストレスを感じることがないのです。

そもそも老人に「期待する」なんてことは無理スジなんでしょうけど、ただ、もし今、酒飲んでいたらどうかなあとも考えるのです。

酒飲んでいると「思い込み脳」になるので、どうしても相手にこうであってほしいというふうになるのですよ。それを老人相手にやったら、「わかりやすくいうと地獄」は目に見えています。

て、介護という例が悪いのかもしれませんね。たとえば恋人に対して、配偶者に対して、あるいは仕事仲間や部下でもいいのですが、どうして相手は自分の期待に応えてくれないだろう、変わってくれないんだろうと思うと、ストレスがめちゃ溜まります。

でも繰り返しますが、酒やめると、そういう感情が不思議なほどになくなるのです。「解脱」といってもいいかもしれません。これは、断酒している方の多くが感じていることのようです。

理由としては、酒やめてそれが継続できると圧倒的なセルフエスティームが生まれるので、それをもってして、他者に期待するより自分に期待することができるようになるからだと私は勝手に考えております。

ともあれ私の場合、介護というコトにあたるにあたって、そのようなスタンスを身に付けていてマジよかったと思いますし、これが「恋愛」「結婚」であれば、その効用はさぞやであると考える次第であります。

だからもっと早く酒やめればよかったといういつもの結論になり、断酒による「他者に期待しない」をベースに、これから「恋愛」や「結婚」に当たれる人がうらやましいす(汗)。

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