酒やめて、「がんばらない仕組みづくり」ができたようにも思います。

酒やめて、2560日

structure

「がんばらない仕組み」は多岐にわたりますが……

ちょっと前に酒やめてまる7年ということで、精神面で一番変わったこと――人生を生きていく上の杖として「諦観」を手に入れたという話を書かせていただきました(参考「酒やめて生まれる「諦観」は人生の最大の武器になりえます(たぶん)」)。では実際面はというと、 一番大きいのは私の場合、表題通りで「がんばらない仕組みづくり」ができたことです。

正月明けから私にしてはですが忙しく、そして1月が忙しくなるのはわかってたので12月に1月納期のレギュラーの仕事を前倒しでやったりして、さらに1月中に入ってきた新規の仕事について納期を延ばしてもらったているので、今も結構忙しさが続いているといった感じです。あくまで私にしてはですけれども(しつこい)。

でもって飲酒時代だったら、このような状況になった時は、忙しい忙しいやらなきゃやらなきゃ時間がねーぞという感じで、まさにバタバタという表現がぴったりでした。でも今は、それほどバタバタ感がないというか、わりと余裕を持って取り組めている感があって、これも断酒効果なのかなあと思っております。エラソーで申し訳ありませんが。

酒をやめてから徐々に、表題の「がんばらない仕組みづくり」ができたからです。これはライフハック的なもので非常に多岐に渡っており、意識してやっていることと意識してやってないことがあり、その区別も曖昧なので、これがそうだ!みたいに定義できないのですが、たとえば小さなことでは、寝る前に朝起きて一番で取り掛かれるように資料を広げておくとか、資料はどこにあるかわかるようにしておくとか、あるいは筋トレなども含むブレイクの入れ方であるとか、ノマドワークも含めどこで仕事をするのかということとか、さらには、どの程度やれば脳汁が出てくるのか(いつも書いていますが、仕事のようなことでも脳汁が出ることを酒やめてはじめて知ったのでした)、その把握とか、です。まあ普通の人は意識せずともしていることでしょうし、今さら書くのも恥ずかしくもありますが。

逆に言えば飲酒時代はそんなことさえもできず、というか考えることさえせず、切羽詰まって仕事するだけになっていたのですわ。

やっぱり「時間があればなんでもできる」ですよ

ともあれ、私にとっては重要なその「がんばらない仕組み」ですが、なぜできたかというと、やっぱり時間があるからです。マクロでいえば「がんばらない仕組み」をつくる準備(ややこしい)も時間というか期間が必要だし、ミクロでいえば、一つの仕事に対しての準備をきちんとすることも時間がかかります。

だからこれも、仕事については時間の力で能力のなさをカバーする、もっと大きくとらえれば、時間の力で人生のいろんなことを解決するという生き方の一環としてのものです。そしてその時間はむろん、酒飲まないゆえに生まれたものです。

さらにもう一つ重要と思われるのは、忙しくしないというか、忙しく感じないということであり、なぜなら、あー忙しい忙しいと思うと飲みたくなるからです。

そしてキャパを超えての(ここまで述べてきた「がんばらない仕組み」をもってしても克服できないほどの)仕事量を抱えてしまうとヤバいので、仕事量そのものもセーブしたりもします。この辺はTwitter断酒部の「トッキちゃん夢の途中」さんの「断酒は副業」という名言がありますけれども、私の場合、それを越えて「断酒が本業」に近くなっていると言えるのかもしれません。

むろん私は、人生でお金のかかる時期が終わっていますので、お子さんのためにバリバリ働かなくてはいけない方からすれば、仕事をセーブとか舐めくさったことを、になるかもしれませんが、ただ、Twitter断酒部の皆さんのポストを拝見すると、ご多忙にも関わらず人生の仕分けみたいなことを非常に上手くやっているので、やっぱりお一人おひとりの「がんばらない仕組みづくり」があるのかなあ、とも感じたりもしている次第であります。

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