なぜ酒をやめると自己肯定感がアップするのか。ちゃんと理由がありました。

酒やめて、1990日。

self-esteem

成功体験が少ない人ほど、断酒しやすい!?

断酒とセルフエスティーム、自己肯定感の関係についてはこのブログでも何度か書かせていただいています(参考「セルフエスティームをアップさせるための、一番簡単な方法」)。なぜ酒をやめると、そして断酒生活に入ると、自己肯定感がアップするのかといえば、私の個人的経験では、やはり断酒を続けられているという成功体験がまずそのベースにあります。

自己肯定感を醸すものはやはり成功体験でしょう。だから学校などではなるべくそれをたくさん持たせるようにしているそうです。今の学校は褒めてくれる場所、きちんと認めてもらえる場所です。一方、社会はというと、ご存じの通り(?)、自分ではできたと思ってもなかなかそれが認められないから成功体験にならない場所、とも言えます(苦笑)。

まあ私の場合、世代が世代なので学校も褒めてくれる場所ではなく……というよりもむしろ挫折させて鍛える的なところがあったので、そうしたことも含め、成功体験とは縁遠い人生を送ってきたのした。

というわけで、断酒を続けることで人生初めてと言っていい成功体験を得られている構図になっております。その伝でいくと、私のようにそれまでの人生で成功体験が少なかったと自覚している人ほど、断酒に成功しやすいと確信しております(参考「成功体験が少ない人生を送ってきた人間ほど断酒がしやすいのだという謎理論、しかし真実(たぶん)」)。

むろん、これは私の個人的な事例で、普遍性を持たないかもしれません。ただ成功体験を感じる、だから自己肯定感がアップするということに関して、断酒というものが普遍性を持つ事例もあると思うのです。

どんなことでも成功体験になるのだ!

つまり酒やめていると、いつも書いていて恐縮ですが楽観×諦観ベースで生きられるので、ちょっとしたことでも成功体験になる。そういうものの積み重ねが自己肯定感をかもしてくれる。成功体験のハードルが低くなるがゆえの成功体験の増殖、それが自己肯定感アップにつながるという理屈が成立するのではと思っております。

まあそんな理屈がわかったところであまり意味はないのですけれど、ただ、実感としては、酒やめてから、自分の身に起こるすべてが「いいこと」になっている。もちろん、現実的にすべてがいいことなどありえないのですが、ただ自分の楽観×諦観がそう思わせてくれる。それをベースに行動するからますます上手くいく。したがってさらに成功体験が増殖し、自己肯定感アップにつながると身勝手ながら考えております。

まあほんと、実際、酒やめてから悪いことは起こってないという気がしますよ。繰り返しますが、そんなわけはないのであって、だからやっぱりそれは心根が変わったということでしょう。

逆に言えば飲んでいた時代は、自分の身の上に起きるすべてを「悪いこと」ととらえるように酒さんによって仕向けられていて、だからますます酒が飲みたくなっていたという悪の循環が生まれていたのですねー。

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