酒は人生破壊する一覧

「小人に自由を与えてはいかん」と言うけれども、「自由」の最大の使い道の酒がなくなった場合、小人でも有意義なことができるんじゃないかという仮説。

酒やめて1446日。今回のコロナ禍で、自己裁量の時間が増えたと感じている方も多いのではないでしょうか。今までは仕事に行って帰って、酒を飲む人は飲んでゆっくりして、という生活リズムがあったところ、在宅勤務などだと自分で考えて組み立てなければいけない部分もありますよね。

時間があっという間に経ってしまうのは、幸せなことなのか怖いことなのか。

酒やめて1432日。人生も後半になって正月を迎えると思ってしまうのは、「正月は冥途の旅の一里塚」ということですね。あー、いやだいやだいやだ。新年なのに縁起でもないけれどでも、まあ残された「時間」というものに対してはどうしても思いを馳せてしまいますよ。これも齢食ったからなのでしょうね。とほほ……。

時間とお金とエネルギーを得るだけじゃない。断酒はそれらの相乗効果をもたらすものなのだと強く主張したいのであります!

酒やめて1351日。少し前に、お酒を飲まないことと「暇」の関係について書かせていただきました。ただ言い切ってない感もありますので、この件についてもうちょっと深掘りしてみたいと思います。この辺の話は、このブログの中でもわりに触れてきたつもりです。てか、お酒を飲まないとことと、時間、お金、エネルギーの関係はこのブログにおける一つの大きなテーマ……

酒はやっぱり百年殺しなのか。早めにやめておけばよかったという後悔しきり。

酒やめて1343日。先日は本当に久しぶりにガチャーンをやってしまいました。ガチャーンというのは、食器を落としてしまいその辺に食べ物をぶちまけ、当然ながら食器も割れてしまうという事態です。飲酒時代というかアル中時代は、わりにそういうことが多かったのです。アル中は手が震えるとよく言いますが、私の場合もそういう傾向はあったものの……

酒は人生を破壊し、人生が破壊されると酒が飲みたくなるという、酒の持つ本質的な悪質さ。

酒やめて1334日。またまた山口達也事件の話で申し訳ありませんが、あまりにも示唆的だったので、もう一度書かせていただきます。山口さんの場合、二年前にも酒起因の事件を起こしているわけですよね。それで芸能生命を絶たれたようなかたちになっていました。

酒が楽しみの人生は、酒しか楽しみがない人生だと気づいてしまった。遅まきながら。

酒やめて1274日。以前も書いたことですが、大昔の新入社員当時、社内報の新入社員紹介の欄に「趣味・飲酒」と記し、そう紹介されたことがある元アル中の断酒者でございます。その当時は私とてアル中ではありませんでした。何しろそれまで学生やっていたので、金銭的にアル中になるほど飲めないという事情もありましたし。

電車の車内がデンジャラス。よくぞ数十年生き延びてきたものだと。

酒やめて1127日。数日前、新型肺炎に関連して、電車のなかで咳をした女性を高齢者が怒鳴りつけ、それを注意した男性と口論になったというニュースがありました。これは、新型肺炎が生んだ特殊事例とは、あながち言えないのではないかと思ってしまいます。この手のトラブルはわりによく目撃するからです。

マッキーの一件でわかった! 酒飲んで何かが降臨するのなら、それは酒イコール危険ドラッグってことですよ。

酒やめて1108日。新型肺炎と並び連日連夜のマッキー覚せい剤所持報道ですが、この一件についても、新型肝炎と同じく私たち一般人が気づいてしまったと思われることがあります。「あーやっぱり、アレやりながら曲つくってたのね」。なぜこう思うかというと、ミュージシャンとドラッグは切っても切れない関係というのが常識としてあるからです。

ストロングゼロが亡国の飲み物であるというこれだけの理由。

酒やめて1089日。昨日、怖い絵として「ジン横丁」を紹介しました。この絵で語られたのは、要はジンは貧者の飲み物であるということです。「ジン横丁」は、ウィリアム・ホガースという風刺画家が描いたものですが、「ビール街」という絵と対になっています。そして、これらを『怖い絵』という著作で紹介した中野京子さんは以下のように述べています。

人生で、酒が似合い酒が生かせる時期は、思っているほど長くはない。

酒やめて1038日。若者の酒離れが進んでいるといいます。よく言われるのは経済的な問題。収入が少ないので、そこで酒を減らす、あるいは飲まないというライフスタイルが定着したというものです。もちろんそうした側面はあるでしょう。でも、このブログでもこれまで書き連ねてきたように、今は本当に低コストで飲める時代です。恐ろしいほどに。