就寝前に食べないのがダイエットの一大鉄則というけれども。

酒やめて、1332日。

断酒=ダイエットなのかそうじゃないのか

酒やめてやせたとはよく聞く話ですし、そうしたブログもよく見ます。ただし私の場合、期待に反してやせなかった、しかし体形は変わったという話をちょっと前に書かせていただきました(参考「酒やめて1300日経って、自分史上最強の腹になっている件(笑)」)。

でも、よくよく考えるとダイエットするということと、酒をきっぱりやめるということは、実は矛盾点もあるのですね。

これも何度も書かせていただいていて恐縮ですが、私の場合、断酒継続の最大のコツは、身体的には腹いっぱいにして寝ちゃうことです。

よくHALTと言われ、酒を飲みたくなる四大要素としてH(=Hungry)、A(= Angry)、L(= Lonely)、T(= Tired)が挙げられますが、確かに腹が減ると(=Hungry)酒を飲みたくなります。逆に、酒を飲まずとにかく満腹になってしまえば、飲酒要求が消える……とまではいきませんが、かなり低下します。断酒初期の段階でも、酒飲みてえという状態が100だとすれば、そうですねー、60以下にはなっていました。私の場合、満腹するということと酒を飲まないということはたちがたく結びついています。

つまり、満腹でとっとと寝ちゃうというのが断酒のコツというかメインのメソッド(?)になっていますので、夜、腹いっぱいにせざるをえないわけです。

一方で、言うまでもないことですが、ダイエットの基本中の基本は「寝る前に食べちゃだめ!」ですよね。ですからここのところで非常に悩ましい問題が持ち上がってしまいます。

酒飲まないと安心して満腹になれる!?

でも、ですね、満腹→睡眠というダイエットのタブーを犯しても、酒やめてれば太りはしないということについて、このブログでもさんざん書いてきました(たとえば参照「カロリー摂取が抑えられる、からじゃない。「酒やめてやせる」理由は意外なところにあった!?」など)。

もちろん運動はしています。ただしいわゆるランなどの有酸素運動は、実は対してダイエットに効果がない……とは言いませんが、それほど効率的ではない、食事を組み合わせないと効果は上がらない、ということもまた定説になっているようです。

もちろんランは、楽しいちゃ楽しいです。飲酒時代はランする人間なんて馬鹿じゃねーの(失礼!)と思っていましたが、やってみるといいもんです。そりゃ、飲酒みたいにどわわわわわあああと脳内快楽物質が出るわけじゃないですが、じわああ程度には出てくれます。なんてこともいつも書いてますね(汗)。ともあれ、ランだけではなかなかダイエットに結び付かないです。

ですから筋トレも合わせているのですが、もちろん引き締める効果はあります。ただし私の場合は筋トレといっても毎日2分程度なので、やせ体質になる効果、息をしててもやせる身体になる効果があるかというとその辺は微妙……です。

しかしそれでも、毎晩、満腹即寝、つまりダイエットにとって一番やっちゃいけないことをやりつつなおかつ太らないのは、やはり飲まないので代謝力が良くなった結果、つまり筋トレボディとは別の意味で、太らない体質になっているという結論に至らざるをえません。

筋トレボディが筋肉による代謝効果を狙ったものだとしたら、断酒ボディは内臓による代謝効果を狙ったもの、と言えるでしょう(そうなのか?)。

さて、酒飲まないと眠れないという人がいますし、私もそうでした。そこで満腹ですよ、ダンナ、ということになるのです。

当然のことながら満腹はかなりの睡眠誘発効果があります。でもなかなか満腹即寝には抵抗があるでしょう。ダイエット的にも。

しかし酒をやめれば安心して満腹になれ、しかも即寝することができるという法則がここに導き出されたのであります。寝酒の代わりに「寝満腹」があってもいいかと。

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