非常時に強い精神と身体をつくる。それにはやっぱり「断酒」ですね!

酒やめて、1124日。

いよいよスーパー(マーケット)からものがなくなり始めました。最初はティッシュペーパーやトイレットペーパーだけだと思っていたのですが、水やお米など備蓄できる食材も品薄になっています。

グローバル化とやらは迷惑なことばかり(笑)

これをメディアは、日本人は風評に弱くすぐパニックに陥るなど評していますが、なんのなんの。品薄の気配を感じて買占めが起きる、あるいはそれを転売して利ざやを稼ぐという行動は、それこそメディアの大好きなグローバルスタンダードってやつです。

むしろ日本人はこれまで良心ベースの環境にいたために、そうしたグローバルスタンダード的な行動は、これでも控えめといってもいいほどでしょう。

ですから「国と国は争っても、そこにいる人間同士は友だち」「話し合えば必ずわかりあえる」で育ってきた日本の若者が、今後、グローバル化とやらに伴うグローバルスタンダードな世界に出て行ったらどうなってしまうのだろうというのが心配事ではあります。

しかし余談ながら、たとえばサッカー日本代表はそれにいち早く遭遇した結果、狡猾かつダーティーなグローバルスタンダードに対処し、たくましさを身につけていったという点で、すべての日本の若者たちのひとつのロールモデルになるのではないかなと思っております。

感染症の世界的流行は今後度々起きるから

まあグローバルスタンダード云々はともかく、ものがないわけですよ。で、飲酒時代だったら、メディアの指摘する通り、私もパニックに陥っていたでしょう。酒がスーパーの棚になかったら、足元に大きな穴が開いたような気分になっていたに違いありません。

酒は備蓄できるから前もって一定量買っておけば、というのは見当違いで、アル中あるいはアルコール依存症は備蓄したらした分だけ飲んでしまうので、その日に飲む酒はその日に買うのが基本なのです。まったくもって、一般の健全な方にはどうでもいい情報ですが。

しかも、ですね、身体が特殊な嗜好に特化していますので、たとえば割り剤であるところのホッピーの白がなくて黒しかないような状況だと、それだけでなんだか体調が悪くなってしまうんですよ。酒飲んで体調がいいも悪いもないのですが、でもまさにそんな感じです。「銘柄違い」には極めて弱いのです。一つのテイストや成分に身体が特化してしまっているわけですね。いわゆるゼネラル性がなくなってるのです。だから脆弱です。

これはそのまま、社会環境の変化に対しても脆弱ということです。アル中あるいはアルコール依存症の特性ですね。

ところが酒をやめた今、そういう脆弱さがなくなり、身体や精神の適応力のようなものが高くなっていると感じます。ですから、ものがあろうがなかろうがあまり関係ないんですね。なきゃないで何とかなるという気分もありますし、実際にそれを実践できる身体でもあります。ことさらに威張ることじゃありませんが(苦笑)。

しかしそれでも自慢(?)を続けさせていただければ、端的な例でいえば、ティッシュペーパーがなくなったらなぜか知らないですけど花粉症の度合いがかなり軽くなりました。あながち偶然とも思えず、人間の身体なんて精神にかなり依存してるんだなあと改めて感じます。

で、これから、こうした感染症の流行は度々起こるでしょう。何が起きるかわからない世の中にどんどんなっていくわけですよ。普通にスーパーの棚にあると思っていたティッシュペーパーがパッと消えるみたいなことは、震災やパンデミックじゃなくとも度々起きるようになるでしょう。それもまた、グローバルスタンダードてやつです。

やっぱりそういうときに、変化を受容できる身体と精神というのは大切なのかなあ、と。断酒者ご都合理論をまたしても展開してしまうわけでありますが(笑)、ただ真実でもあります。

ともあれ飲酒の習慣がないと非常時に強い。非常時が常時化していくこれからの世界で、これは案外に大切なことかもしれませんよ。

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