断酒にプラスして「自由」を担保してくれるのが麦飯なのだという話。

酒やめて、1402日。

酒やめると、白米中毒でも太らない!

私事で恐縮ですが、私は麦飯を常用しております。

とにかく酒をやめてからというものの、ご飯の消費量が半端ないです。しかし代謝が良くなっているせいか、やせることはなくても太ることもないです。安心して白米中毒にもなれる次第です。

で、どんなふうに半端ないかと言えば、たとえば断酒友と焼肉に行ったりすると、とにかく焼肉というものの白飯摂取促進能力は半端ないですから、大盛りライスを一杯ずつ食べた後、さらに大ライス頼んで半分ずっこしようかというふうになります。そしてその後でファミレス行ってパフェ食べたりしてますので、救いがたいです。しかししつこいようですが、太らないです。断酒の代謝促進能力もまた半端ないというわけです。

それはともかく、冒頭に記したように家では麦飯になりました。麦飯は通常米一合につき麦(押し麦)を40グラム程度を入れるとよい、とされています。4対1よりちょっと麦が多いくらいですかね。でも私の場合は、米2合に麦1合(米の計量カップによる)で、すでに米びつの中で混ぜ込んでいるという超絶アバウトな状態です。

炊き方も、米と麦では必要とする水量が違うのでそれに合わせて塩梅するのがセオリーらしいのですが、そんなことは関係なく大雑把に「米」として炊いており、それで別に支障はないです。

その麦飯ですが、コストに関しては白米単独よりも高くつきます。昔は米に麦を混ぜて炊くのは節約目的だったのでしょうけれど、今はそんなことはありません。麦の方が高価なのですね(私の食している白米の場合)。

この辺の事情は、ホッピーがビールの安い代替品だった頃もあったけれども、今はビールも相対的に安くなり、ホッピーが必ずしも節約ではないということとちょっと似ています。

なぜ刑務所は麦飯なのか

さて、刑務所は麦飯だといいます。前述のように今は麦は米よりも高価ですから、それ自体では経費節減になりません。ということはですよ、麦飯にしているのは刑務所内の医療費削減という目的があるのかなあ、と考えてしまいます。つまり麦飯は身体に良いということを国の制度が証明しているのではないかと。

麦飯は白米に比べ食物繊維が豊富ですから、一般人にとってはお通じが良くなることがやはり一番のメリットでしょう。

よく酒飲みに便秘なしなどと言いますが、あれだけ毎日毎日大量に水分を流し込めばそうもなりますし、当然ながら下痢に苦しみます(参考「酒やめれば、便意の「奴隷」から解放されて「自由民」になれるよ、という話」)。そして断酒した場合、逆に便秘リスクを抱えてしまいます。それを解消するのが麦飯ということになるのではないでしょうか。

身体的には下痢と便秘は両方苦しいですけれども、でも決定的な違いがあると思うのですよ。つまり下痢は行動の自由を著しく阻害するのですね。便秘はまだ行動を制約しないのです。

ですからもし大量飲酒=下痢リスク、断酒=便秘リスクと考えるのであれば、後者の方が自由であるということで、「酒をやめると自由になれる」はこんなところにも現われてるのかなあと思ったりもする次第です。そして麦飯にすれば、さらなる自由を得られる、という構図ではないかと。

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