「声を荒げてなんとかしよう」が世に受け入れられないのは、立憲民主党不人気を見ても明らか。でも飲酒していると……。

酒やめて、1738日。

立憲民主はなんかいつも「怒って」ますが(笑)

元文科事務次官の前川喜平氏が今回の選挙の結果を受けて、日本の有権者は愚かだとツイートし、案の定炎上していますよね。

まあでも、私の周りのメディア関係者にも、自称関係者も含めてこういうタイプが多いです。要するに、世の中の人間は自分たち以外馬鹿ばっかりで教化してやらなきゃいけない、という気持ちを心のどこかに持っています。で、それが何かの拍子に出たりするんです。

そして笑ってしまうのが、世の中のメディアが前川喜平氏と仲良しこよしなところですよ。

普通、事務次官みたいな官僚トップが、あるいは政治家でもそうですけれども、出会い系バーに行って、その理由が貧困調査なんて主張したら、もう叩かれまくりですよ。たとえば麻生(太郎)さんが同じことをやったらどうでしょう(麻生さんはそんなことしなくてもモテそうですけどw)。にも関わらずメディアは前川氏をヒーローのように持ち上げてますからね。なんというか非常にグロテスクな感じがします。やっぱり同じ穴のムジナだったのでしょう。

とまあそんなことを私のような者が言っても詮ないのですが、前川さんおよびメディアお気に入りの立憲民主党が今回ダメだったという点でいえば、若者受けしなかった理由の一つに「怒りっぽい人を嫌う風潮」(日本若者協議会代表理事・室橋祐貴氏)が挙げられていて、これにも笑ってしまいました。

実際、そうです。蓮舫さんにしても枝野さんにしても常に怒ってるイメージがあります。何に対してかというと、それは現政権なのでしょうけれども、同時に、自分たちを支持しない日本国民に対して怒っているようで、大きな違和感を覚えてしまいますし、前川氏やメディアとまったく同じにおいがします。俺の言うこと聞かないヤツは馬鹿だ、と言っているようで。

そもそも今の若者たちは怒られるのに慣れてないです。学校の先生も、もうどうやって褒めてあげようかと手ぐすね引いている状態ですし、親も「褒めて育てる」がデフォです。そして、そうやって育ってきた世代にとっては、あの感じはちょっと受け入れ難いと思いますよ。

とにかく、怒ることで他人に何らかの負い目を感じさせて自分の主張を通そうという「手法」は、もう完璧にアウトオブデイトであり、アウト! でもあります。

「声を大にしてなんとかする」は旧世代の属性!?

今、社会では、コミュニケーションのICT化などとも関係しているんでしょうけれども、大きな声が力を持つという価値観(?)が急速に失われつつあります。声を荒げたって、ばっかじゃねーのと思われるだけです。

でも、このことがわかってない人が、立憲民主党以外にもいるんですよ。それは、たとえば酔っ払いです。世の中の酔っ払いの一部は、大きな声で怒鳴ったりします。この前、仕事仲間がこぼしていたのですが、一緒に飲みに行った友人がお店の人に何かのことで大きな声を上げて、たいそう恥ずかしかったと。

ともあれ今、世間は「大きな声」が嫌なんですよ。

もちろん全部の酔っ払い、あるいは飲酒習慣がある人がそうだとは言いませんけれど、酔っ払い属性の一つではあります。そしていつも書いてるように飲酒習慣が深度化しアル中に近づくにつれ、酔っ払っていたときの自分が酔ってないときにまで出てくるようになる。つまり酔って怒鳴る輩は普段でも怒鳴るようになるのです。そして、そういうふうな行動が徹底的に避けられる時代において、怒鳴っている人間にはあまりいいことが起こりそうもありません。立憲民主さん含めて。

カテゴリ別インデックスページはこちらです。

にほんブログ村 酒ブログ 禁酒・断酒へ
にほんブログ村

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする