「ホワイトニング」はアル中と対極の位置にある!? だから断酒継続を促してくれるのだという謎理論。

酒やめて、1410日。

五木寛之氏の小説に描かれた「BMWを譲られた理由」

唐突ですが、BMWの4シリーズがモデルチェンジして二代目になりました。まあ私は縁がないですけれども。ただしカーマニア(死語)の間では、この車のデザインについて喧々囂々です。ご存じない方はまったくご存じないでしょうし興味ない方はまったく興味ないでしょうけれども、テーマ(?)はその「顔」についてです。

BMWの4シリーズの新しいお顔は下の通りです。

やっぱりちょっとやりすぎなような……。
https://bestcarweb.jp/newcar/209745

この顔それ自体もアレなのですが、それに比してボディラインが非常に美しいゆえに「残念すぐる!」の声が主流を占めているようです。サイドビューはといえば、これですね。

https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1283283.html

で、この矛盾点(?)について、いろんなカー雑誌を読みいろんなウェブサイトを見ましたけれども、一つ言及されていないことがあったように私は感じましたので、断酒ブログながら言わせていただきます。

実は、BMWさん、ま~たやらかしちまったな~! と私などは思ったわけですよ。「ま~た」というのは前例があるからです。これです。

https://www.goo-net.com/

1965年に登場したBMW2000CSです。この車についても、こんなに美しいスタイルなのにこのお顔は~という議論が当時あったそうです。私の世代も、このBMWが元気で走ってるのを見たこともありますので、やはり残念すぎる思いがありました。

ちなみにBMWはこの2000CSをモチーフにしたコンセプトモデルを2014年に公開していますけれども(下参照)、なんでこれ出してくれんのかー! ですね。ま、買えませんけど(苦笑)。今回の新型4シリーズはこれの具現化なのかもしれませんし、だったら余計に残念です。

https://www.carbodydesign.com/gallery/2014/04/bmw-cs-vintage-concept/8/

なお、BMW2000CSを取り上げた五木寛之氏の短編小説『バイエルンから来た貴婦人』にはこのように書かれています。

 それはBMWの乗用車の歴史のなかでも、もっともユニークなクーペのひとつである。その流麗なデザインを賞賛してやまないマニアと、いささか奇抜すぎる面構えを毛嫌いする正統派がこの車をめぐってくりひろげる議論は、いまなお延々とつづけられていてやむことがない。

この小説が刊行されたのは1988年(舞台となったのは70年代はじめ)ですが、確かにその頃までは、世間の「車」というものに対する関心は今では考えられないほど大きかったのです。今は4シリーズの顔がどうこうなんて、ほんの一部の人だけの話題ですもんね。

ともあれ、この小説では、2000CSを主人公(≒五木寛之)が先輩翻訳家の「Kさん」に譲ってもらうのですが、Kさんがこの車を手放す理由としては以下のようなことが書かれています。

 BMW2000CSは、ぼくの重厚なアマゾンとは正反対に、流れるような低いウエストラインをもっていた。そして前後の窓をおろすと、センターのピラーが完全に消えてなくなるハードトップである。そのために、晴れた日中は、まるでサンルームのように直射日光が車内にくまなくさしこむのだ。

お洒落なKさんは、紫外線を直接、肌にうけることを極端におそれるあまり、この美しいクーペを格安でぼくにゆずる決心をしたのだった。

「五十歳を過ぎて、老人性のしみが肌に浮きでてくることを考えると、ぞっとするんだよ」

と、前振りが非常に長くなってすみません。どうしても新4シリーズの顔問題について一言言いたかったもんですから(汗)。本題はといえば、同じ顔問題でも人間のほうです。そう、Kさんの言う通り、ジジイになると、シミは切実な問題です。ご婦人方ももちろんそうでしょう。

目に見えて効果が現われるのはホワイトニングです!

実際、断酒友のぽんちゃんなどは、ジジイのくせしてメンタリティは女子なので、非常に高価な化粧品を使ってますもんね(参照・ぽんちゃんのブログ記事「女子力アップ大作戦☆」)。彼の場合、化粧品の広告の仕事に携わっているので、テスターとしての意味合いもあるのでしょう。あるいは酒やめたので、高価なコスメにお小遣いを回す余裕ができたのかもしれません。

で、やっぱりそうした化粧品を使っているだけあって、ぽんちゃんはお肌つるつる艶々です。

ただし、と私は思うのです。たとえば、ぽんちゃんが先に引用したブログのなかで「日本で初めてシワ改善する薬用化粧品として認可されたシワ専用のスペシャルケアの美容液です」と紹介していたポーラのリンクルショット・メディカルセラムとやらを、ちなみに――と思って検索してみると「14,850円」といった値段じゃないですか。ひえええええええ! ですわ。

確かにぽんちゃんはつるつる艶々だけれども、そこに至るまでにいくら使ったかわかったもんじゃないです。私に言わせれば、コスメは費用対効果が「謎」なのです。そこに、コスメ業界がこれだけ巨大市場になっている闇と光があるのでしょうけれども。

で、ですね、そこでご提案したいのが歯のホワイトニングです。ホワイトニングは、このブログでも何度も取り上げていますが、費用対効果が非常に優れていると思いますねー。歯科医で行うオフィスホワイトニングは3~4万程度でしょう。それで、清原さんや新庄さんみたいに真白白になるわけじゃないし(あれはまた別の方法らしいです)、年齢にもよりますが、その価格の価値分は目に見えて白くなります。

弊ブログの「ホワイトニング」に関する記事一覧です。興味のある方は覗いてみてください。

ホワイトニングには、このオフィスホワイトニングのほかに、歯医者さんでマウスピースをつくり薬剤を処方してもらうホームホワイトニングもありますが、これについては、自己流のきわめて安価にできる方法もあります。上記記事でも一部紹介していますが、大雑把に言えば以下の通りです。

薬剤(メルカリなどで買えます。歯科医で使っているものと同じかどうかは不明)あるいはコルゲートなど過酸化水素入り歯磨きを歯に塗布し、その上からブルーライトを照射すればいいだけです。この照射器具もメルカリなどに多数出品されています。

で、ホワイトニングには、断酒者が断酒を続けるうえで二つの意味があると思います。

一つはやはり白い歯を維持したいとという思いです。歯の美観の大敵は、なんといっても飲食してそのまま寝落ちしてしまうことであり、酒飲むと、私の場合ですが、飲んだ→朝だったというケースが非常に多かったので、これはぜひとも避けたいのです。とくに赤ワイン→寝落ちは、歯を汚くする特急券らしいです。

もう一つは、やはりアル中≒歯が汚いというイメージがあるからです。新世界にいる(らしい)歯の抜けたアル中のおっさんがギャグになったりしますが、そこまでいかなくても、やはり大量飲酒は上記の理由で、歯の美観をおおいに損ないます。

ホワイトニングした歯はアル中のイメージと対極にあり、そこに熱心ならば、アル中状態と遠く離れていられるという気がする――このことも、断酒継続にホワイトニングが有効に作用するポイントではないかと思いますね。

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