時間とお金とエネルギーを得るだけじゃない。断酒はそれらの相乗効果をもたらすものなのだと強く主張したいのであります!

酒やめて、1351日。

「時間」に対する考え方が確かに変わった!

少し前に、お酒を飲まないことと「暇」の関係について書かせていただきました(参考「酒やめると、「暇」というものに対する認識が180度変わってくるよという話」)。ただ言い切ってない感もありますので、この件についてもうちょっと深掘りしてみたいと思います。

この辺の話は、このブログの中でもわりに触れてきたつもりです。てか、お酒を飲まないことと、時間、お金、エネルギーの関係はこのブログにおける一つの大きなテーマ……と、そんな大層なものでもないのですが、しかし追求すべき命題だとは思っていますキリッ。

私の場合、お酒をやめて得た一番大きなものは何かと問われれば、もう「時間」と答えるしかありません(別に誰も訊いちゃくれませんがね)。それだけ酒を飲むという行為は時間を潰しまくりますし、それは人生という時間も潰す、ということもいつも書かせていただいている通りです。

ともあれ、酒をやめてできた時間というものを生かすのはお金とエネルギーであり、また時間があってこそ、お金とエネルギーも生み出される、という構造になっていますよね。俺様理論ですけれども(笑)。

いや、しかし、私の場合、酒やめてほんとに時間が余る、というか、自分の時間が持てるようになりました。この時間を、酒を飲む以外にどう使おうかと考えるときの、なんというか心に翼が生えたような感覚はちょっと喩えようがないほどです(大げさ)。この感覚を得ただけでも断酒した効果はあったように思います。

酒は相互作用で人生を奪う。だから逆に言えば……

これは、時間だけじゃなくお金についても同じです。

酒を飲まないからお金が浮くことももちろん大きいのですが、それだけではないのです。お金の使い方について、酒ではなく何に使おうかと考える自由も得ているということです。時間についてと同様に、ですね。飲酒習慣があると、何しろお酒を飲むことを最優先に考えますので、そうした自由もないのですよ。

またその使い道ですが、仕事の勉強にもお金を使えるようになり、そうしたことも大きいと思います。て、今まで何やってたんだ、という話ですが(苦笑)。

さらにエネルギーについてです。これもいつも書いてますが、酒は徹底的にエネルギーを奪います。若いうちはあまり気づかないですけれども、歳食ってくると、それをもろに実感します(このあたりのメカニズムについては、「アルコールと脳内物質の関係を、断酒モチベーションを高めることを念頭にざっくりまとめてみた!」をご参考にしていただければ、と思います)。

この「エネルギー」は「気力」と言い換えても良いかもしれません。飲酒行為は徹底的に気力を奪うので、それを取り戻すため、いわば気付けのための酒を欲するようになり、めでたくアル中という呼ばれる存在になるという黄金律があります。

こうした、負のマッチポンプをつくり出す酒の能力は、もう悪魔的と言っていいほどであり、それは、中毒を誘発するすべての物質あるいは行為のなかでも際立っているのではないでしょうか。

そしてこれは当然「エネルギー問題(?)」にとどまらず、時間とお金とエネルギーの関係性において、酒は負のマッチポンプ状態をつくり出すものなのですよっ! ということを強く言いたいのでありました。元アル中にして断酒者である私というところの者はっ!

逆に言えば、酒をやめれば、時間とお金とエネルギーをそれぞれに得られるだけでなく、この関係における正のマッチポンプというかシナジー効果、つまり、時間がお金とエネルギーを生み、お金とエネルギーが時間の有効活用を担保する……といった効果を享受できるのです。

こう書くと綺麗ごとのようでもありますが、ただ、これは大いなる実感でもありますねー。

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