断酒を続けるということは、飲酒の代替行為を探し続けることにほかならない!?

酒やめて、1353日。

お菓子箱食いの甘味要求が!

秋も深まりつつあり、このブログを始めて、あとちょっとで1年になります。断酒1000日を記念して(?)始めたので、もうすぐ断酒1365日です。なのに甘味要求がまったく収まらないのが困ったところです。

酒をやめると、それが断酒でも一時的な禁酒でも、とにかく甘いものを欲するようになるとはよく言われるところで、定番行為ですよね。そしてこれが極端になります。漫画『美味しんぼ』の富井副部長のケーキバイキング状態になってしまうのです。

富井副部長~!

私にしたところで、お土産でもらった白い恋人を箱食いしてましたからね。

お土産、ということでいえば、(初期の)断酒者にとって伊勢の赤福などは8個入りの小さいほうの折箱ひとつ、あれが一度に一人で食べる量です(そうなのか?)。赤福は日持ちしないというかすぐ固くなってしまうので、それが理にかなった食べ方であると確信しております。あの艶々あんこの赤福を箱食いすることを考えただけで、もうめくるめく気分になったりもしていました。

ちなみに飲酒時代というかアル中時代は、お土産はやはり仙台の笹かまぼこが一番嬉しくて、次が名古屋の坂角ですかね(名古屋駅の新幹線ホーム下の坂角売り場はいつも出張サラリーマンでごった返しており、お土産能力の高さがうかがえます)。他のものは浜松のうなぎパイだろうが博多の通りもんだろうが、もらっても何も嬉しくない状態でした。身勝手ですみません。

ところが今や、博多通りもんラヴ〜! なんですから、変われば変わるものです。重ね重ね身勝手ですが。

どんな代替行為も飲酒よりは一億倍タチが良いのだ!

さて、このような異常なまでの甘味要求は6ヶ月程度で収まるとは多くの断酒ブログに書いてあります。しかし私の場合、冒頭に書いたように断酒して1300日を超えているというのに、甘味要求はまったくとどまるところを知りません。

ということはですよ、当然、糖尿病ということが頭をよぎります。

ただし、確かに断酒直後はドカ食いしていましたけれども、今は、ミルクボーイのネタのように「モナカ二個目いってるやつは見たことない」状態ではあります。少なくとも酒のように飲めば飲むほど飲みたくなる、ということがないのが甘味の良い点ですね。ざわざわした気持ちを、モナカ一個が解決してくれるのです。

その点、お酒ときたら、心がざわざわするから酒を飲むと、その時は解決できたとしても、いつもざわざわした気分になりがちな脳構造となり、だからまた酒が必要という、いつもこのブログで言及しているマッチポンプ状態をつくり出すのが非常に得意な物質であり、非常に悪質です。その点において、甘味は相当タチが良いほうでしょう。

これもこのブログで度々書かせていただいていますが、人間の脳は高度に発達したから故に、何らかの依存する物質あるいは行為を必要とするのですよ、たぶん。そして断酒という行為は、それをいかに良質なもの、たとえば筋トレやランや、私は究極はサーフィンだと思っていますけれども、もちろんスイーツ摂取も含めて、そういうものに変えていくという行為ですよね。

日暮れて道遠しという気もしまいますけれども、たとえば甘味摂取欲について、断酒当時は確かにあったけど今はそうでもないという人はラッキーというか体質的に恵まれていると思います。なにしろ第一段階離脱なわけですから、うらやましいですよ。そんなふうに自分が恵まれているということを自覚するのも、断酒を続けるモチベーションになるのではないでしょうか。

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