ノンアルコールビールと「夜中にトイレに起きる」の関係について考えてみる。

酒やめて、1830日。

やっぱり睡眠は、酒よりも「準備」だ!

ここのところ、睡眠について何度か書かせていただきました(参考「飲酒と睡眠、断酒と睡眠について、確実に言える二つのこと」「飲酒と「見た目の老化」の相関関係がかなり明らかになってきた件」)。いやしかし、質の高い睡眠というのは、ほんとにストレスフリーの母ですよね。この辺のことは経験則的には知られていましたけれども、昨今とみに研究も進んでいる分野でもあります。

そうしたなか、酒と睡眠ということを考えたとき、酒飲んだ方がよく眠れるという実感がありこの辺が難しいところなのですが、結果的にはそれは勘違いであり、端的に言えば「酒は睡眠を壊す(@中田敦彦さん)」です。

私の場合、断酒してからというもの、入眠に酒の手を借りられない以上、徹底的に入眠準備するようになりました。これまでも何度も書いていて恐縮ですが、それは風呂に入るタイミングだったりとか照明環境だったりとか入眠コンテンツだったりとか、あるいは入眠ストレッチということを自分なりに研究しそれを整えてから寝るということです。もちろん睡眠導入剤を使ってもいいと思います。

また重要なのは、私のようなフリーランスの立場だと、いわゆる夜なべ仕事をしないように自分で仕事を調整することだと思います。そして酒をやめると時間が湧いてきますので、これは何とかなったりします。なので今は、夜9時には布団に入れるようにはなりました(今は昔と違って、夜中に仕事がらみで電話がかかる時代じゃないですし。ホント、いい時代になったと思いますわ)。

この辺は断酒生活を続けるうちにほとんどルーティーンになりますので、やっぱり眠るのに苦労するのは最初だけだったと思います。繰り返しますが、酒なしで寝ようとすると、その分、準備にこだわり、その結果、良い睡眠をもたらすことになると思います。このあたりもある意味、酒飲まない人、適正飲酒者にはわからない断酒者特権かもしれません(独善理論)。

ノンアルにも利尿作用があったのか!

ただ断酒者の場合、一つ問題があって、それはノンアルコールビールです。断酒に際してノンアルをオーケーとするか否とするか、それが再飲酒の呼び水になってしまうリスクもあるといった議論もありますが、個人的にはまったく問題はないと思います。私の場合は、家でノンアルを飲むことは今はあまりないのですが、外食で相手が飲む場合は飲んだりします。

ただですね、相手がいると(楽しい相手なら)楽しくなってノンアルの飲み過ぎ、みたいになることがあるのです。そうすると問題は夜中のトイレです。飲酒の弊害として夜間の頻尿が挙げられますが、ノンアルでも同じようになるのかなあ、と感じますね。普通にお茶や炭酸水で食事したときと違って、夜間頻尿のトリガーになったりするというのが実感です。このあたり調べてみると、むろん、ビールほどの利尿作用はないにしろ、ホップに利尿作用がある成分が含まれているため「なる」そうです。あと、お茶や炭酸水と違って「飲み過ぎ」になりがちということもあるのでしょうが。

ただし、ホンモノの(?)ビールと違って、ノンアル飲んだからってそれで喉が渇くことはありませんので、トイレの度に水をがーっと飲み、それがまた次のトイレの呼び水になる、といった悪循環はありません。

ともあれ、ノンアルコールビールをお酒の代替にする場合、問題はそこだけですね。このことは、睡眠とのからみということで覚えておくと良いのかなあと、この期に及んで考えている次第でございます。

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