酒やめて、2848日
住民税非課税世帯を目指してみようじゃないか!
タイトルですが、住民税非課税世帯は基本的に優遇されています。物価高対策として給付金を配るという話がまたぞろ出てきているようですが、その対象は住民税非課税世帯(と生活保護世帯)だけといいますし、またワクチン接種なども格安で受けられます。
むろん最大のメリットは住民税(所得税も)非課税になることです。私のように低収入低支出の生活をする者にとって最大の支出先は税金と社会保障費なので、税がタダというのはめちゃデカいです。
じゃあその住民税非課税世帯(ぼっちですが)になれないのかというと、いやいや案外可能なんじゃないかなあ、と考えます。
私が低収入フリーランスだからできることであり、現役バリバリの方には関係ない話かもしれませんが、ただし「考え方」として参考になるのではないかと思い、以下、書かせていただく所存でございます。
家賃別月8万円で暮らせばいいのだ!
さて、住民税非課税世帯になるためには課税所得が450,000円以下(自治体によって異なる)である必要があります。それじゃ暮らしていけないよーやっぱり住民税非課税なんて無理無理~と思われるかもしれませんが、そうでしょうか。
以下、ざっくり計算してみます。この450,000円に基礎控除の480,000円をプラスします。また青色申告を電子版でやれば650,000円の控除が受けられます。なおかつ家賃の半分程度を経費にできるとすれば、たとえば家賃を月100,000円年間1,200,000円として計算すると、
450,000+480,000+650,000+(1,200,000×1/2)-1,200,000=980,000
になります。
つまり家賃別(持ち家の人も)で年間98万円で暮らすことができれば、住民税非課税になる計算です(たぶん)。月あたり8万円ちょっとですね。この金額は家賃別の生活保護額(単身者)と似通っていて偶然とは思えません。
そして、うん、これって十分できるんじゃね、というのが私の感想であります。実際、今の私はその程度かそれ以下(しかもガソリン代込み)で生きていますし。また基礎控除額は例の国民民主党の提言で引き上げられる可能性も高くなっていて、そうなれば住民税非課税世帯になるためのハードルはさらに低くなるでしょう。
くり返しますが、これは私が低収入フリーランスだからできることでしょうし、バリバリ稼がなきゃいけない人もいるでしょう。しかし「稼ぐ」ということに関して、社会保障費の増大や増税によって国民負担率が50%になんなんとしていることもあり、インセンティブが極めて低くなっています。バリバリ働いても報われない、報われにくい世の中ですよね。
それよりも低収入にして生活をミニマムにする方が、住民税などのことを考えると効力が高いと思うのですよ。
そして「所得&生活&税社会保障負担ミニマム、自分時間&お金に関するリテラシー&課税されない資産マキシマム」にするという「考え方」は、ある程度どなたにも当てはまるのではないかと。マキシマムにした「自分時間」で勉強なりして将来に備えるのが実は一番堅実なのかなあ、と。
先に挙げた計算は本当にざっくりですし間違っているかもしれません。でも、そのような生き方の実現の可能性は、酒を飲まなければ非常に高くなることは間違ってないでしょう。
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