できれば若いうちに酒やめて、脳を飼い馴らしておくと後々効いてくるという話【今からでも間に合う人がマジうらやましい】

酒やめて、1908日。

酒飲むと仕事がはかどるは本当か?

私事で恐縮ですが、てか個人ブログなので全部私事なのですけど、私はフリーランスという立場で仕事しています。コロナ前までは事務所を借りていましたが、今は自宅での仕事です。一人仕事です。そういうやり方を数十年間続けてきました。

で、仕事に行き詰まることがあります。酒を飲んでいた時代ならそこでじゃあ酒でも飲もうかということになりました(苦笑)。飲むと一時的に脳が活性化するので、ぱぱっと仕事がはかどったりします。その辺の「感じ」は中島らも先生の『今夜、すべてのバーで』に活写されています。

でもこれはもうまったくの酒さんの罠であり、最初は無料体験で楽しくできて後からガンガン課金するよ~みたいな戦略ですね。

「仕事がはかどらない→酒飲みたい」といった回路が脳内に一度できあがってしまうと、もう酒さんの思うツボで、脳を活性化させてくれるどころか(一時的にはそうさせてくれるけど)がんがん飲ませようとしてきます。

だから活性化効果というのは本当に少しの時間であり、すぐにダウンつーか、仕事なんかやってられるかいっもっと飲ませろやあああになり、ということは、その時点で仕事は終わりとなります。そして、そのまま調子に乗って飲みに出かけたりするときもありした(なぜかそういう元気は出てくる)。またときにはいい気持ちになってそのまま寝て仕事が終わった夢を見たりしてるのですから、ほんとの馬鹿ですよ。

が、当然のことながら仕事はミリとも進んでなく翌朝早起きしてやったりするのですが、そうすると焦ってやるので、ミスも多くなるし、いろんな意味で齟齬が出てきます。

脳を回復する方法が遅まきながらわかったのだった!

さて、酒やめた今ですが、当然行き詰まることがありますけれども、受験生の真似して「マイクロ・ナップ」「ミニ・ナップ」てのをしてみたり、あるいは別の、そんなに急ぎじゃない他の仕事をちょこっと下調べしたり、あるいはこのブログを書いたり、さらに皿洗いしたりとか、ですね、そういう気分転換をすると脳のゴミが片付いてまたやろうみたいな気分になるということが、なんと酒やめてはじめてわかったんですね。さらにいつも書いてますけど、ドーパミンもちょろと出てきて、仕事が楽しく……とまでは到底いかないけど、なんとなく「乗って」できるのです。

いや、そういうことは普通の人は普通に、特別に意識せずとも身につけているのでしょうけど、驚くべきことに私は酒やめてはじめて身についたわけですわ。いいことなのか悪いことなのか、まあ気づいただけよしとしましょう。

脳の飼いならし方みたいなものがわかった! というのが、マジ進歩というか収穫というか、まあ、かえすがえすも「もっと早く」になってしまうのですが。

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