セルフエスティームをアップさせるための、一番簡単な方法。

酒やめて、1070日。

セルフエスティーム

仕事柄、学校の先生や塾の先生と話す機会が多くあります。そこでよく聞くのは「セルフエスティーム」という言葉です。自己肯定感ですね。これを高めることが先生方の役目というわけです。

セルフエスティームを科学的に育てる!

というと不思議に思われないでしょうか。セルフエスティームの必要性というか大切さは、おおげさに言えば人類の歴史とともにあったはずです。ただ、今まではあまりそうしたことが、学校などの教育の場では意識されてこなかった。

では、これまでみんなどうだったかというと、今成功してる人たちは、たぶん自分でそれを育ててきたのでしょう。それを醸してくれるものを自分で見つけたのです。勉強だったかもしれないしスポーツかもしれないし、あるいは他のテクニカルな専門分野かもしれない。さらに昔は、セルフエスティームを高めてくれる人が、おじいちゃんおばあちゃんはじめ近所や親戚の人など、周りにたくさんいたのでしょう。私も経験がありますが、祖父母の盲目的な承認は、セルフエスティームをおおいにアップさせてくれます。孫馬鹿にも実効性があったのですね(笑)。

現在はもっと系統立てて、科学的に子どもたちのセルフエスティームを高めていこうという状況です。それはやはり時代の一大変革期にあって、従来の学力だとか技能だとかが、先行きあまり意味がないものになるかもしれないという予想が背景にあると思われます。何も確かなものがないなかで、唯一セルフエスティームこそ、生きていく確かな動力になるとの認識が、教育現場にはあるのです。

余談ながら私がセルフエスティームという言葉をはじめて知ったのは、シャナイア・トゥエインの black eyes blue tears(youtube)という曲です。

DVから立ちあがる女性を歌っているのですが、マジ歌詞がかっこいいですわ。ただ、この曲が出た当時、「DVていうけどさあ、シャナイア姉さんのほうがたいていの男より強そうだよなあ」と我々は囁いておりました。すみません……。

さて歌詞です。

I’d rather die standin’
Than live on my knees

てやつですね。この一節などは震えが来ます(self esteemという言葉は別のところに出てきます)。そしてランニングするときには、このシャナイア・トゥエインを聴きながら走るのがやはり一番根性をもらえるような気がしています。「跪いて生きるよりも立ったまま死ぬでええええ!」とか呟きながら走るわけです(←馬鹿)。

ちなみに、今をときめくテイラー・スウィフトも、シャナイア・トゥエインをとても尊敬しているそうですね。

「酒やめてる俺」が最高の自己肯定感!

ともあれ、このセルフエスティーム=自己肯定感を高めるには、学校の先生や塾の先生によれば「勉強」が最適なのだそうです。勉強でいい成績を取り褒められる、さらには努力を認められることが、一番簡単にセルフエスティームをアップできる方法といいます。

そのココロはといえば、社会に出てから仕事で認められ自分でセルフエスティームを高めるのは非常に困難だからです。これは皆様も実感してることと思いますが、仕事では努力の量と結果は、もう嫌になるくらい比例しません。ですからどんなに頑張ってもまったく認められず、したがって自己肯定感ダダ下がりなんてことは社会に出れば、うんざりするほどありますよね。

でも学校はそうじゃない。今や学校や塾では、先生たちが褒めてあげようと手ぐすね引いて待ってます。そこで勉強という、頑張れば必ず成果が出るもので結果を出せば、必ず自己肯定感がアップするんです。なんと単純で簡単なことなのでしょうか。我々社会人からとってみれば。そのことに、自分が学校に行ってるときに気づけばよかったんですけどね(笑)。

それでは社会人になってから、勉強に匹敵する、頑張れば必ず結果が出てそれがセルフエスティームに通じるマターはないのかといえば、実はこれがあるんですねー。

もうお察しの通り、それは「断酒」です。酒やめるだけですよ。その事実と結果は必ずシンクロします。断酒すれば劇的に人生好転するかどうかわからないけれども、少しずつ良くなることは確実。そして何よりも「酒やめてる俺!」という事実、ただそれだけでセルフエスティームになるんですね。

このことに気づいたことも、私にとっては非常に大きな断酒モチベーションになってます。

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