対人ストレスに弱い人間ほど、断酒がしやすいという謎理論が完成しました。

酒やめて、2108日。

自己肯定感の低い人間は「カモ」か?

一昨日、「酒とストレス発生源となる人間は、手に手を取って去っていく」という話を書かせていただきました。今回もその点、もうちょっと深く(?)考察していきたいと思います。

まあ、ストレスは嫌なもんですよ。とくに人間関係が原因で発生するストレスはチョー嫌であります。そしてその悪しき対人関係を断ち切ることができるのが断酒なのだー、なぜそうできるのかといえばー、ということについて、一昨日触れました。

要は、断酒をしていると自己肯定感に裏付けられた自信が湧いてきて、生き方の指針がはっきりしてくるので、こちらにストレスを与えて支配しようとする人間を無視して生きることができる、ということです。確固たる自分軸が、「ストレス与えたるでー」「支配したるでー」を寄せ付けないのです。

そもそも、支配されがちな性向の人間は、酒飲んでいるいないに関わらず、一定数世の中に存在しているわけですよ。私もそうした一人でした。なぜそうなるかというと、それまでの人生において成功体験がなく、それが醸してくれる自己肯定感がないからです。

さらに酒を飲んでいると、このことも誰かに指摘されるんじゃないかなあという不安が生まれ、これまた自信のなさを増長させます。

でもって、そうした人間は、影響力を行使したいと常々考えている輩にとっては「カモ」なわけですよね。

いえいえ、「自己肯定感が低い」は才能です!

ところが断酒すると、それを続けていること自体が、類まれなる成功体験になる。そして自分に対する信頼が湧いてきて自己肯定感を醸してくれます。

それが「自分軸を持って生きていく」ことを可能とし、一本筋を通して生きることができるようになる。そうするともう他人から影響される必要なんかまったくなくなるわけですよ。

そしてここからが重要なのですが、自己肯定感が低い→断酒継続という成功体験を得る→それによって自己肯定感がアップという一連の流れにおける「ギャップ」が大きければ大きいほど、自分軸の確立ということを意識できる、という構図にあいなります。

ですから、これまで影響力を及ぼされやすく、つまり他者から支配されやすく、それが多大なストレスと感じていた人は、「断酒」というただ一点を以て、その関係を断ち切ることができるんですね。

そして、そうしたギャップを強い力に転換できるがゆえに、今、ストレスを感じている人こそ、断酒に対する期待度が大きく(もちろん断酒はそれに応えてくれる!)、モチベーションも上がりやすい。ぶっちゃけ断酒効果が大きい、だから断酒に取り組みやすいという理屈がここに完成いたしましたが、何か?

まあ、このあたりのことはこのブログでは何度も触れていて恐縮ですが(参考「成功体験が少ない人生を送ってきた人間ほど断酒がしやすいのだという謎理論、しかし真実(たぶん)」)、「ストレス」という物差しを新たに導入(?)すると、話がわかりやすくなると思い、屋上屋を重ねて書いてみた次第であります。

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