ツイッターの#常磐線日記がめちゃ笑えて、しかも断酒モチベーションも高めてくれる件。

酒やめて、1113日。

Wikipediaより

いやいやいやかなり前からわかっていたんですよ。下手すりゃ小学生のときくらいから。常磐線がすごいぞってことを。

魅惑的すぎる常磐線事情とは!?

何がすごいかって、酒飲みのパラダイスてことです。宴会列車、ですね。常磐線では帰宅時に、いや朝から昼からでも、おおっぴらに飲めることはなんとなく知っていました。どんな小学生だったんや、という話ですが。

ただし私が小学生だった時代は、これは当然といえば当然でした。あの頃はまだ電気機関車が牽引する客車列車が土浦行きなどの普通列車として走っていて、それならボックスシートなので普通に酒が飲めたのです。昔の客車のボックスシートというものは、まさに酒を飲むためにそこに存在しているといっても過言ではありませんでしたしね。

で、そうじゃない通勤型ロングシートの取手行き快速や千代田線からの直通電車でも、常磐線(常磐線区間)なら飲めるぞということは大学生のときに知りました。金町から通ってくる同級生がいたからです。「えーそれいいやん」「だろー」みたいな話をしていました(まさにお馬鹿大学生同士の会話)。

それから幾歳月。今は常磐線も品川まで乗り入れて、昔はチューデンと呼ばれていた土浦行き普通列車には二階建てのグリーン車も連結されています。かなり様変わりしました。それでも後で触れますが、車内飲酒は普通に行われているようなのです。

ただ疑問もあるのです。そもそも、沿線のどのあたりに住む人が常磐飲酒を楽しんでいるのか。ぶっちゃけて言えば、通勤電車で飲むほどうらぶれている(失礼)のはどこの町の住人なのか。

常磐線飲酒エピの数々は、飲まない人生にも飲む人生にもじわるぞ!

まず、南千住と思ってしまいますが、もはや南千住に昔日の面影はありません。丹下段平が泪橋の下で飲んだくれていた時代とは違います。すこし前、南千住のタワマンに住んでいる慶大生のところに所用で行ったら、なんとエントランスにコンシェルジュ様がましましていて、かなりびびりました。さすが慶応といえばそうなのですが、なによりも南千住にコンシェルジュ様がいるということが驚愕でした(たびたび失礼)。でももう、そういう時代なのです。お隣の北千住も東京電機大が移ってきてかなり変貌しましたしね。大学といえば柏には東大の研究施設もできて、ハイソな街としても知られるようになっています。

南千住に話を戻せば、そもそも南千住なんて上野から近すぎて飲んでる暇はない……とは必ずしも言えません。私などは飲酒時代、汐留界隈で打ち合わせした後、武蔵小杉で本格的に飲むために(武蔵小杉はタワマンの街として知られていますが、安い飲み屋もたくさんあります)横須賀線の電車に乗る際も、新橋→武蔵小杉の二駅なのに缶チューハイのロング缶買ってそこそこ混んでる電車で立飲みしていましたからね。迷惑なやつでした……。

と、ここで話がやっと本題に入るのですが、今でも、常磐線はそんな感じの人がたくさんいるらしいのです。なぜそれがわかるかというと、ツイッターに#常磐線日記というタグがあるからです。

これはほぼ「きのこる」さんと「つむだい」さんの二人だけで運営進行(?)しているようですが、私も愛読しています。毎日チェックしていると、出るわ出るわ常磐線飲酒武勇伝(笑)。たとえばこんな感じですね。

相変わらず、なのですね、常磐線。いいですねー。飲酒時代ならマジで常磐沿線に住みたいほどです。しかし沿線の街は様変わりし一部ハイソタウンになっているというのに、車内飲酒がいまだ常態化しているとは、これはもう文化としか言いようがないですねー。

でもって、断酒した今となっては、この日記を読んで、まあなんというか、あーこういう世界もあるんやなあと、ある種、上からの感慨に浸り(重ね重ね失礼)、断酒を続けるモチベーションにしているのです。酒やめたい人、あるいは逆にさらにアル中道をきわめたい人にも、#常磐線日記、オススメです。

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