人生やりたい放題モードに突入したときに、酒をやめていることのありがたさよ。

酒やめて、2470日

surf-trip

もう好きにやらせてもらいますわ

私事で恐縮ですが、先週、2泊3日のサーフトリップに行ってきました。今年になって泊まりでサーフィンに行く機会は増えていたのですが、2泊したのは今年初どころか社会人になって初めてです。ハワイやバリに、観光ついでサーフィンといったかたちで1週間程度滞在したことはありましたが、純粋にサーフィンだけを目的にした2泊以上の旅行は大学を卒業して以来です(学生時代はよくやっていた)。

でもって今週も、月曜日は、美人ディレクターから仕事に必要な資料づくりが遅れているとの連絡があったので、じゃあ海でも行ってこようかと海に行き、また今日も海に行ってきました。

とまあそんな具合に、人生やりたい放題モードに突入したなあと感慨深いものがあるのですよ。

これは娘が結婚し、父が老人ホームに入ったことが大きいです(母はすでに他界)。すなわち面倒をみるべき人たちが手を離れたから、と一応は言えると思います。

こうした人生の「転機」は、誰の人生にもやって来るものですよね。

私の場合、「そのとき」が来た際、生活がミニマムになっており、最低限の仕事をすれば自分だけは養っていけ、後は「やりたい放題」できる構造(?)に人生がなっていた。その大前提として酒を飲んでいないことがありました。

断酒ご褒美の最たるものとは

行きたいときに海に行く、なんていうのは、ささやかなことなのかもしれませんし、あるいは逆に大それたことなのかもしれません。

ただ、周囲の状況がそれを許すようになったときに、それでも生活のためにがっつり仕事をしなければいけないというのは辛いですし、むろんサーフィンなどのような運動の類は、それができる身体でいることが必須条件になります。

私は、先に記したように、なにしろ生活がきわめて質素なので最低限の収入=最低限の仕事で生きていける。なおかつ腰と膝は辛いけれども、サーフィンの場合、ランなどの陸上運動と違って膝痛でもできる。つまり、経済面と身体面が今の状況を享受できるよう揃っていて、それはむろん酒をやめたからです。できれば、腰と膝も万全だったらなあ、とは思いますが(参考「錦鯉・長谷川雅紀さんの「歯を500万円で直した」話が話題になっていますが」)

ちなみにサーフィンはロングボードで小波を相手にする限り、ジジババ向きですよ。なにしろ「下が水」で膝を痛める心配がないですから。そして小波相手でもドーパミンはドバドバ出ますので、飲酒の代替能力も非常に高いということはいつも書かせていただいている通りであります。

ともあれ、断酒er、あるいは断酒しようかなと考えている人を取り囲む状況はむろん人さまざまでしょうが、ただ「子どもの自立」「親の老人ホーム入り」は、基本的には誰にでも訪れる「状況」です。そのときに酒をやめていて、生活ミニマム&やりたいことができる身体という条件を揃えておくというのは重要かと。私はもちろん、そのように意図したわけではなかったけれども、結果的にやりたい放題モードに突入できたのは、断酒の大いなるご褒美だったなあ、と考える次第であります。

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