「俺は飲酒をコントロールできている( ー`дー´)キリッ」が飲んでいい理由にならない理由。

酒やめて、2226日。

自称適正飲酒でマウント取ってくる輩がいるんですよ!

タイトルの「俺は飲酒をコントロールできている( ー`дー´)キリッ」はよく聞かれるセリフであり、私の周りにもそういうことを口にする人はいます。もちろん飲むも飲まないもご本人の自由で私が何かを言うことでもないのですが、時としてその主張がこちらに対するマウント材料になることがあるのでひとこと言いたくなります。「俺は飲酒をコントロールできている( ー`дー´)キリッ」の後に「昔のお前と違って」が付加されるから気になるのですね(苦笑)。

このような台詞は、実は「コントロールできていない」つまりアル中予備軍だからこそ口にしてしまうのだという分析もなされ、それはまったくその通りでしょうが、とりあえずここではその点については措いておきたいと思います。

問題は、「俺は飲酒をコントロールできている( ー`дー´)キリッ」が本当に飲んでいい理由になるのかどうか、ということであります。余計なお世話ですが、相手が言ってくる以上こちらも反撃(?)してもよかろうもん。

コントロールしなきゃならないのは、自分の人生だ!

いや確かに、団塊の世代くらいまでは、それは飲む理屈になっていたと思います。純粋に自分と酒との関わりにおいて飲むか飲まないかを決めればよかった。が、当然ながら今は違いますよね。

今は、「俺は飲酒をコントロールできている( ー`дー´)キリッ」が真実だとしても(そもそも、ほんとにコントロールできている人はあまりそんなことを口にしないでしょうけど)、それだけで飲んでいい理由にはなりません。

何年か前に、大手損保会社が多くの社員に対して、系列会社の介護職への転属を促したことが話題になりました。ことの是非はともかく、ただしこのようにいきなりまったく違う職種に就く、そして待遇も大きく変わるなんてことは、今の世の中、日常茶飯事であり、それを実質リストラと取るか、チャンスに変換するかはその人次第ですよね。フリーランスであれば状況の変化はもっと激しいものがあります。

でもって、そうしたときは「次行こう」「次行かざるを得ない」になるわけですが、それを邪魔するのが酒さんであります。

酒は、「俺は飲酒をコントロールできている( ー`дー´)キリッ」という人からも平等に時間を奪います。本当にコントロールできている人だって飲んでいる時間は何もできないわけですし、あっという間に時間が経ってしまうことも変わりはないでしょう。ほんとに酒の時間奪取能力は半端ないです。

だから「次」を考えなきゃいけないときに、その原資になる時間が奪われるのは致命的であり、その点をもってして、飲むか飲まないか考える必要があるということですよね。「俺は飲酒をコントロールできている( ー`дー´)キリッ」ではなく「俺は自分の人生をコントロールできている」人だけが飲む資格があると思います。

もちろん私は非常に変数の多い人生を生きているので、当然「飲めない」「これからも飲まない」ということになります。そうしたなかで、「俺は飲酒をコントロールできている( ー`дー´)キリッ」と見当違いのアピールする人を生暖かくあるいは冷ややかに見ることも断酒モチベーションになる( -`д-´)キリッという性格の悪い話を書かせていただきました。

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