断酒+16時間断食+断テレビで「一日が二倍」になった! 時間は伸縮するものだということをあらためて確認しました。

酒やめて、1706日。

今は午前中しか仕事しません

私事で恐縮ですが、ここのところ午前中しか仕事をしていません。これは、一ヵ月半くらい前から16時間断食を行っていることとも関係しています。食事ができる時間を12時から8時としていて、ということは一日二食ないし一食になります。それもあって、自分の生活の中でご飯を食べるということのプレゼンスがかなり小さくなりました。

今回のコロナ禍でイベント的な外食はもちろん、「ちょっと飯食いに行こうか」というのもなかなか抵抗感があったわけですよ。そうすると自炊中心の生活になりますが、自炊というのは結構時間がかかるのですね。しかし自分の中で食というものに対する執着心が消えれば、それほど時間をかける必要はありません(これが、いいことなのか悪いことなのか分かりませんが)。16時間断食だと「食べていい時間」が限定されるのでなおさらです。その分、自己裁量できる時間が増えるということです。

で、定収入皆無のフリーランスであるところの私の今の生活ですが、朝はだいたい5時ぐらいに起きますので、軽く筋トレしてシャワーして仕事を始め、食べてもいい12時まで仕事をするというかたちになります。今は仕事量自体もそんなに多くない(泣)のでそれで片付いてしまいますし、驚くべきことに前倒しでできたりもします。

愚か者が人生の真実に気づく!

そうすると午後の時間はもう完全に自己裁量の時間になるのですね。なおかつ、先に述べたように「食」に関わる時間も最低限です。そしてテレビというものをまったく視てません。むろん酒も飲みません。したがって今は、テレビと酒という大量時間強奪事項とも無縁でいられます。午後から夜の時間をまるまる自由に使えるのです。これって本当に大きなことだと思いますよ。

そこで将来への布石になる勉強をしたりすればいいのですが、それはそこそこに(苦笑)、こんなふうにブログを書いたり本を読んだり、まったりと過ごす時が多いです。近所で一人暮らしをしている高齢の父の様子も見に行けたりもできます。もちろんぼーっとしている時もありますが、それは積極的に脳を休めていると解釈します。

まあまったりとばかりもしていられないので、先送りにしていた資料の整理やお金の管理に関することなどもやっていきます(そんなことでもドーパミンが出るということはいつも書いている通りです)。そうすると何というのか、生活や人生の中の、たとえていうなら、ベッドの下のほこりみたいなものがどんどんなくなっていく実感があるのです。

ともあれ、こうした生活をしていてあらためて思うのは、一日が二倍になった、ひいては人生が二倍になったということです。時間は24時間誰にも平等と言いますが、絶対にそうじゃないんだなと思いますよ。そして時間は貯金できないと言いますが、これも嘘です。酒飲まずに、しょぼしょぼながらも脳汁を出して(酒飲まないからこそ、です)仕事やタスクを前倒しでこなしていれば、それは当然ながら先々の時間を貯金していることになります。とまあ、そんなことにようやく気付いた次第であります。

それにしても断酒という行為は、愚か者が人生の真実を一つひとつ見つけていくことにほかならないと思いますねー。もうちょっと早くできていればなあ(苦笑)。

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