酒をやめると、なぜ人生が快適になるのか、深掘りしてみた。誰にも頼まれてませんが。

酒やめて、1526日。

酒やめるとまず執着心がなくなる。それが人生を快適に

ちょっと前に「【断酒者発】人生のテーマを「幸せの追求」ではなく「快適の追求」にすれば、人生めちゃくちゃラクになるよねという話」を書かせていただきました。この点についてもう少し深掘りしてみたいと思います。つまり、なぜ酒をやめると人生が快適になるのか、ということです。まあ誰にも頼まれてませんけど。

これには、二つの側面があると思います。精神的側面と物質的側面ですね。

精神的側面から言えば、やはりこれもいつも書いていて恐縮ですが、執着心がなくなることです。執着心は本当に人生の枷だと思います。これが外れるととってもラクになり快適になります。

で、常時、大量に酒を飲む習慣があると、何事にも執着するようになります。無意識のうちに酒を飲む自分を正当化しようとするようになり、それが独善的に性格となって普段にも顕われ、ものごとに執着するように仕向けるのではないかと私は睨んでいます(笑)。医学的根拠はありませんが。もちろん前頭葉が萎縮することも当然あるでしょうし、これには加齢も絡んできます。そして酒をやめると、この諸悪の根源(?)のようにも見える執着心がなくなるのです。

もちろん何かを成し遂げようという執着心は人生に必要ですが、これについてはとりあえず措いておきます。少なくとも他人に期待するという意味での執着心は人生の枷であり、人生を悪い方向に導きます。と、思います(参考「他人に期待するな。でも自分には期待しろ」)。繰り返しますが、酒をやめると、いろんなものに対する執着心が消えるので、快適に生きることができます。

酒やめるとミニマムに生きられる。それが人生を快適に

そうした精神的側面にプラスして、やはり酒を飲まないと、とにかくミニマムに生きられるようになります。これが物質的側面ですね。

単に酒代がかからなくなるということもあります。もちろん今は、宅飲みがめちゃ安上がりな時代ですから、宅飲みだけなら傷は浅い(?)かもしれません。

しかし飲酒習慣があると、なんというか生活が大きくなってしまうのですよ。もちろん交際費も大きくなりますし、グルメにもなります。ここに先に述べた精神的側面がからんできて、結局のところ酒を飲んでいると、酒にまつわるいろんなことに執着してしまうので、お金も時間も浪費してしまうのです。個人的エビデンスですが(苦笑)。

さらに個人的な経験から言えば、酒飲まないと粗食でも全然いいし(参考「粗食に慣れることと、それによる時短もまた断酒の効用だと思う」)、そんなこんなで生活がミニマムになり、ということは、まあそんなにがむしゃらに働かなくてもよくなります。

私の場合、定収入皆無のフリーランスの身の上なので、あまり参考にならないかもしれませんけれども、ただ仕事も含め、マイペースで生きて行けるようになるのは、すべての断酒者に共通したものではないでしょうか。そしてマイペースで生きると、ストレスがたまりません。

これを、執着心レスをベースにした物質的ミニマム生活によるストレスフリー化とでもいいましょうか。それがいいことなのか悪いことなのか、それに価値を見いだすかどうかはもちろん人それぞれですけれども、人生快適なことは確かです。無駄な消耗をしませんから。

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