【お役立ち情報?】入院生活を快適に過ごすためには、患者として重要な事前準備(?)があるよね、という話。

酒やめて、2074日。

良性肉腫だとしても「切る」のは必然だった

私事ながら、一昨日退院いたしました。9泊10日の入院生活でした。

腫瘍の検査結果も出ました。結果的には肝血管筋腫ということで、がんではありませんでした。これまでのブログ内容が「がんで死ぬ死ぬ詐欺(?)」になってしまい大変申し訳ないです。

経過を簡単にお話しさせていただくと(興味のない方は読み飛ばしてください。ただし後半は、多少は役立つことを書くつもりでおります)、①最初かかりつけ医で診てもらった時は、がんなのか良性なのか判断がつかない→②肝臓専門医にCT画像を見てもらい、がんの可能性が高いとされる。そのとき「このままだと余命半年」と言われる→③さらに詳しい検査をMRIほかで行った結果、良性の可能性もあるが、正確なところは内視鏡で組織を取って病理検査するしかなく、良性であったとしてもかなり大きいので切除したほうがいい、ということで手術と相成ったのです。

また腫瘍が破れる可能性もあり悪性だった場合全身にがんが拡がる、あるいは良性でも今後がん化のリスクもあるとのことで、どのみち切らなきゃいけなかったのです。

術後の経過は良好であり、予定より若干早く退院することができました。Twitterなどで励ましてくださった皆さん、本当にありがとうございました。私はビビリなので、このように腹に穴を開けるなんてことには非常に抵抗があったのですが、大変勇気づけられて立ち向かえた(おおげさ)と思います。

まあ手術自体は私ががんばるも何も、あっという間に終わってしまいました(参考「飲酒の代替行為としての運動が、がん(仮)のような不条理に立ち向かう武器になるとは、これってかなりおトクな話ですねー」)。ただその後の入院生活のことで気づいたというか強く感じたことがあります。

一番辛いのはお腹が張ることだった!

医学的な話を素人がするのは、推奨されることではないのですが、ただ患者としての切実な思いなので書き留めておきたいのです。若干、尾篭な話ですがお許しください。

手術が終わって一番辛かったのは下腹部の張りです。手術時に空気が入るので張りが起きるといいます。だから術後、ガスが出るか出ないかということが非常に重要視されるわけですよね。

ただ私の場合、そのガスのもとになるものを出し切って手術に臨まなかったので、この辺の辛さが何倍にもなったと考えています。それを除けば入院生活は基本的には快適だっただけに悔しい思いでいます。

もちろん手術前には下剤などで出すことが前提となるのですが、ただやはり緊張もあり便秘気味でした。そのまま手術となってしまったので、繰り返しますが術後のお腹の張りの苦しさが尋常じゃなかったのです。

私の場合、下剤を使っても出なかったのでそれじゃしょうがないというかたちで手術に臨んだのです。繰り返しますが、それが苦しさを倍増させたと思います。医学的にはどうかしりませんが実感としてはそうです。

だから患者サイドとしても、出し切ってから臨みたいということを事前に強く訴えてもいいのではないかと思うのです。実は他の患者さんに対する看護師さんなどの対応を観察(?)するに「出しきれ」派と「出ないなら仕方がない」派がいるようにも感じます。

ですので、しつこいようですが、出し切ってから臨みたいそうじゃないと苦しくなるのが嫌だという決意表明をしてもいいと思いますね。前日か前々日に入院するので、それは十分可能なのではないのでしょうか。今度手術するようなことがあったら絶対そうしようと決意しております。

カテゴリ別インデックスページはこちらです。

にほんブログ村 酒ブログ 禁酒・断酒へ
にほんブログ村

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする