ついに酒造会社がスキンケアに寄せてきた。これって結構すごいことなのかも。

酒やめて、2790日

野球部活生もスキンケアする夏になった!

今年2024年の夏は男子のスキンケアに関して革命的な年だったのかもしれません。というのは、大谷翔平選手がスキンケア製品の広告に出演したことで、スキンケアっていけてるやん、男もスキンケアすべきやん、ということが、若い男性だけではなく我々ジジイ世代にも広がったからです。

これまでスキンケアのコマーシャルに出ていたのは羽生結弦くんのような、つまり「くん」付けしたくなる美少年タイプで、スポーツマンといってもフィギュアスケートとあって芸術家の側面もあったところ、大谷選手はイケメンではあるけれども、なんといっても野球部出身ですからねー、これは大きいと思います。

野球部という存在は坊主頭で日焼けしていて、スキンケアなどというものとは最も遠いところにあったというのがジジイ世代の認識です。陽に焼けていることこそ野球部の勲章だってやつですよね。将来のシミなんぞ気にしていては野球などできーん! という理論(?)が横行していたようにも感じていました。

ところが今や、世界の大谷選手がスキンケアをしているということで、野球部男子も大手を振ってスキンケアできる、してもいいということになり、ただし何しろデコルテ@コーセーなどは非常に高価なので世の中の親たちを困らせているとか。あるいは有力野球部には、メーカーからドカンと寄付が来ているみたいな話も聞きます(デコルテがやってるかどうかは知らんが)。

一方、おっさん部門(?)においても、今年の夏は日傘おっさんもそこそこ見ました。「男の日傘」については南雲吉則先生などはそれこそ10年以上前から主張していたと思うのですが、この異常な暑さと日差しのコンボによってようやく受け入れられたという感じでしょうか。

潮目は確実に変わっているのか!?

ということでスキンケアであります。このテーマ(?)について非常に象徴的な出来事があって、アサヒビールが発売したノンアルコール飲料「STYLE BLANCE」ですね。このうち、「アップルスパークリング」「シャルドネスパークリング」「カシスオレンジ」では素肌サポートを前面に押し立てていて「肌の潤いを守るのをサポート」としています。機能性表示食品です。

お酒なんていうのは肌に悪い最たるものであり、酒やめると最初に実感するのが肌の質感の向上、みたいなことが言われますが、その酒をつくっている酒造会社が、ノンアルというアルコール疑似飲料を通じてスキンケアに「寄せてきた」のは、わりに大きな意味を持つのではないか、野球部高校球児がスキンケアするのと同じぐらい大きな意味を持つのではないか、と思ったりもします。

いやいやいややっぱり時代は、酒飲まないで(あるいはノンアル飲んで)スキンケア、ですね、というふうににんまりするのです。

また酒やめて気づいたことですが、スキンケアは筋トレやストレッチと同じくルーティンにすれば「心を整える」効果があり、そういう意味では、高校球児のプレーの質の向上にも寄与できる、とも考えたりします(参考「【超絶遅すぎ(悲)】酒やめて、ルーティンが心を整えることにようやく気づいた愚か者がいますよ」)。

さて、アサヒの「STYLE BLANCE」ですが、前記の「肌の潤いを守るのをサポート」のほか「食事の脂肪や糖分の吸収を抑える」(「ハイボール」「レモンサワー」「ゆずサワー」)や「睡眠の質(眠りの深さに役立つ)」(「グレープサワー」)を謳っていて、考えてみれば、こうしたことも飲酒習慣が阻害するものじゃないですか。うーん、流れは確実に変わってきている!?

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