IT要介護と電話依存と酒好きには、共通項があるという説。

酒やめて、1129日。

IT介護という言葉があります。説明する必要もないと思いますが、簡単に言えば「IT音痴のおっさんの面倒を見てあげなきゃならんうぜーな」になるでしょう。

IT要介護なのに恬として愧じない人たち

私の周りにも実際います。「急にスマホのネット接続が遅くなったぞどうなってんだこれ」といったようなレベルから、若干レベルが上がる(上がってませんが)と「ファイルが開かないぞどうなってんだこれ、拡張子ってなんだ」みたいなケースも多いです。私のようなフリーランスの人間でさえそうなのですから、会社勤めしてる人でこれに悩まされている方は多いでしょう。だからこそ社会問題化(?)してるのだと思います。

で、ですね、こういうことを言う人の共通点としてあげられるのが、知らないことを恬として愧じない点ですね。高学歴者に多く、つまり俺はディレクションしてるんだからこんな実務的なことは下々にやらせておけばいいんだ的な雰囲気がプンプンしてきます。

学歴といえば今、多くの大学の文系学部でこのようなICT運用スキルについての教育は行われておらず、東大のようなエリートのための大学ならともかく、実務者を養成する大学までそうですから困ったもんだと思います。つまりいまだに「IT実務は大学でやることではない」という考え方が大手を振っているのですね。IT要介護の、「俺はディレクションをやるから」おっさんと、根っこは同じだと思います。

飲酒習慣も「ダサい」のアイコンに!?

それはともかく、このようなIT要介護な人に共通しているのは、電話をかけて来がちだということです。たとえば、まさしくこのIT介護を電話で要求してくるのですよ。でも、皆さんもご経験があると思いますが、この手のことを電話で説明するのは非常にめんどくさいのです。なおかつ以前も書きましたが(参考「そこの酔っ払いの方、ほろ酔い加減で断酒者に電話をかけてくるのはやめてください」)、電話は人の時間を奪います。暴力でもあります。

とにかくIT関連に限らず、電話が好きな人は調べればすぐわかることでも電話で訊いてきます。こちらからすれば、まさに5ちゃんねる用語でいうところの「ググレカス」です。今はネットでググればなんでもわかる時代です。にも関わらずそういう努力を放棄して人に訊いて安直に解決しようというのは、これはもう仕事に対する取り組み方の問題でもあると思いますねー。

さて、そこでご提案なのですが、ここに飲酒というもう一つのレガシー(=時代遅れ)ファクターを加えてみてはどうでしょうか。元アル中が何を言うかと言われればそれまでなのですが(笑)。

つまり酒好き、飲み会好き、もっと言えば飲み会で説教したがる輩も、IT要介護&電話依存の輩と同じくダサいのだと私は言いたいのであります。

いや、飲酒それ自体は人に迷惑をかけてなければダサくないのかもしれない。でも、若い人の酒離れとともに、世代的にも「酒好き」が「IT要介護」あるいは「電話依存」という人間類型(?)と重なっていることは事実です。それに伴い、「酒飲む」こと自体も「IT要介護」あるいは「電話依存」なみにダサく見える。それが社会的なコンセンサスになる日も近い、そういう気もしますねー。

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