ポストコロナの飲酒文化はどう変わるか。断酒者が余計なお世話ながら(笑)考えてみた。

酒やめて、1195日。

パラダイムシフトの筆頭は「メディアは信用できん」!?

コロナ禍によってもっとも打撃を受けているのはやはり飲食店だと思われます。テレビなどによると9割の飲食店が廃業危機だとか。

もっともテレビの言うことですし、信用はできません。というよりも、メディアがそうやってことさらに危機を煽ることで、飲食店はじめ各業種をリアルな廃業に追い込んでいる側面は確実にあります。

ポストコロナの世界では、人々の意識の上でのパラダイムシフトが起きると言われますが、「(オールド)メディアは信用できない」もその一環でしょう。メディアOBのうちの父でさえ、テレビと新聞だけでは世の中のことがわからんと言ってますから。

いや、これは本当にそうです。たとえば今、廃業しないために公的支援を受けるには、いろいろ手続きがめんどくさいわけですよ。で、税理士などのコストをかけずに、これをどうやって知るかというと、それこそそういうことを丁寧に解説してくれているブログやYouTubeがあります。

でも本来であれば、国営放送がそのような融資の手続き方法の解説をやるべきだと思います。それをせずに、ブログやYouTubeといったネットメディアに任せ、反対に危機だけ煽ってるのですから、テレビなどオールドメディアが信用されなくなって当たり前です。

「メディアが信用できん」はパラダイムシフトの一つですが、もちろん他にもさまざまな価値観転換が起きるでしょう。

ポストコロナでは「中」と「外」の区別が峻厳になる!?

よく言われるのは、コロナが終息しリアルミーティングができるようになっても、そのうちのかなりの部分はオンラインミーティングのままではないかということです。これは良い傾向ではないかとは思います。

また今、オンライン飲み会のいい面悪い面が取りざたされていますが、それはそれとして、リアル飲み会というものは確実に衰退に向かうでしょう(参考「「リタイア後は飲食店を出す」というライフプランは、もう消滅?」)。

飲み会に限らずポストコロナでは、「中(=在宅)」でも構わないものは中で、「外(=実際に会う)」じゃなきゃならないものだけ外で、ということになると思われます。外でやるだけの価値のあるものだけ、外でやることを認めようという、そうした価値観が、意識するしないに関わらず世の中全体に醸成されていくでしょう。

簡単に言ってしまえば、中=ケ、外=ハレの区別が厳然としてくるということですよね。

ということは、飲酒文化にしても、外で飲む場合はイベント性、非日常性が非常に重要になってくるのではないでしょうか。ハレの気分をもたらしてくれるということです。

行きつけの店に行っていつものメンバーで漫然と飲むといった飲酒文化は衰退し、どうせ外で飲むのであればそれが自分の経験として糧になるということが重視されるのではないでしょうか。経験を発信することが自分の利益につながる時代ですからなおさらです。

断酒ブログ的に言えば、もうダラダラと飲んでるのは意味のない行為になる、飲むのは飲むでいいけれどもそこに何らかの意味を持たせ、それが自分の人生にとって意義ある行為にすべきではないか、ということです。まったくの上から発言で申し訳ありませんが(笑)。

そしてそこからさらに一歩進めて、飲まずに、その時間を使って人生において意味と意義のある行為をすることが最上ですね(笑)。

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