カロリー摂取が抑えられる、からじゃない。「酒やめてやせる」理由は意外なところにあった!?

酒やめて、1120日。

酒をやめると見た目が向上する、ということに関して昨日書かせていただきました(参考「「酒をやめると見た目が向上する」の理由について検証してみた!」)。それではその見た目に大きく関与するポイント、酒をやめるとやせるのか、ということについて検証してみたいと思います。

酒やめると確実にやせる!?

断酒するにあたって私が読ませていただいた断酒ブログには、ほとんどの方がやせたと書いています。そうですね、数ヶ月で3~4キロは最低限期待できる値のようです。3~4キロやせれば見た目も相当変わってきますよね。

もちろん昨日書いたように、余計なむくみが取れてシャープになるのですから、その相乗効果たるやすごいものがあると思います。

じゃあお前の場合はどうなんだと訊かれると、実はそれが困ったことで、それがこの項を書かせた理由でもあります。

私はですね、やせないです(泣)。そこが辛いところではあります。

原因はわかっていて、やはり甘い物と白米の摂取のしすぎです。しかしながら、甘い物と白米は断酒の友であるわけですよ。これ抜きには断酒はなかなか難しい。ですからやせたという方は、これらと上手に付き合つつ過度な摂取はしなかったということでしょう。

あるいは私は特殊ケースかもしれません。過度の摂取が過度すぎるのです(笑)。というのは、そもそも断酒のきっかけが低血糖で倒れたことにあるからです。以来身体が本能的に空腹を恐れるようになり、ついつい食べ過ぎてしまいます。そして血糖値が低いものですから甘いものに対しても異常に執着します。お酒をやめると甘いものが欲しくなるといいますが、その傾向がたぶん他人様よりかなり強いと思います。

というようないわば特殊事情であっても、痩せないまでも体重維持しているのですから、やはり断酒力は偉大と言わざるを得ません(我田引水?)。こんな私でさえそうなんだからましてやあなたおいてをや、ということですね。

身体を動かすのが嫌じゃなくなる!?

で、私の場合、運動はするようになりました。その中心はランで、2日か3日に一度、5キロ程度走っています。逆に言えばその程度です。毎日だと、やはり膝や足首の負担が気になりますので。

逆に言えば(こればっかりですが)、この程度でも体重維持できるということですよ。医学的なことをかなり詳しく調べている断酒友 (彼も、スイーツ狂になってしまいなかなかやせないそうですが)によれば、断酒でなぜやせるのかといえば、単に酒飲まないからカロリー摂取が抑えられるとか、高カロリーの酒のつまみを食べなくなるとかではなく(もちろんそれもあるのでしょうが)、やはり内臓の機能が劇的に改善され代謝がアップするから、だそうです。そして代謝アップといえば筋トレ、ということになります。

私はランの他に一日2分程度ですがプランクをやり(これは独自に発明した駅名暗誦プランクというものです)、あとはNHKの朝ドラのテーマ曲の間のみのスクワット(したがって月曜日はテーマ曲が長いので辛い)をやっています。

この程度ですが、しかし体重は減らないまでもお腹は確実に引っ込みました。これは大きいです。そして、体重が減らない人間が言うのもナンですが、基礎代謝を高めることはほんとに重要だと思います。息をしても痩せる身体にすることですね。これは、断酒による内臓機能アップ(代謝力アップ)×運動で実現します。

で、運動、というと、必ず嫌な顔をする人がいます。私もそうでした。いわゆるスポーツならともかく健康のための運動なんて……、ということです。ただ、酒やめるとこういうふうに運動するのが嫌じゃなくなります。

最初は仕方なく、でした。でもまあ、せっかく酒をやめたんだから運動でもしなきゃ損という心理が働くのと、時間ができたのでやってみよう、程度のものです。しかし、以前も書きましたが(参考「依存する対象をアルコールではなく何にするのか」)、やってみると、そしてある程度継続すると、それが酒の代替になること、ランにしても筋トレの類にしても、脳内快楽物質を分泌する媒体になることがわかってくるのです。

そうじゃなきゃ、ランも筋トレも、こんなに多くの人を魅了しているわけがない、ということですねー。順番が逆のようですが、そこに気づかせてくれるのも断酒効果です。

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