飲酒とルーティンはまったく相性が悪いよね、という話。

酒やめて、2512日

心を整えたければお酒を飲めばいいじゃない???

一昨日、大谷選手のことを話題にさせていただきましたが、大谷選手をはじめとした一流アスリートがものすごーく大事にしているのがルーティンてやつですよね。

が、私は飲酒時代、そのようなことがまったく理解できなかったのです。大谷選手は今ほど注目を集めているわけじゃなかったけれども、イチロー選手や、あるいはもっと昔は中田(英寿)選手のルーティンが有名でした。で、なんでそんなことが大切なのと思っておりました。もっと自由に生きればいいやんルーティーンに縛られずに、というわけです。余計なお世話ながら。愚かにも。

で、なぜ一流アスリートがルーティンにこだわるのかというと、ざっくり言えば心を整えるためですよね。長谷部(誠)選手などは『心を整える』という、まさにそのものずばりの本を書いています。この本は娘から買ってと言われたので買ったのですが、これについても非常に疑問で、心を整えるなんて酒を飲めばえーやんと思っていたのです。いや、割とマジで思っていました(汗)。

酒やめると、不思議と外的環境も整うのだった!

そうした愚か者の所業はともかく、心を整えるためにルーティンがある、と。ではそれが一流アスリートに限った話かといえば、一般人もそうなのだということもまた、今では脳科学の分野で証明されています。

私のような愚か者にしたところで、筋トレやストレッチなどを少しでもやるようになって、そのことを実感しております。そしてただ筋トレをするだけじゃなくて、時間も種目も順番も決めて行う、つまり自分的に完璧なルーティンにしてしまえば心を整える効果も倍加します(ということも脳科学的に証明されている)。

ちなみにブログを書くこともルーティンで、これは同じ時間に書くというわけにはいきませんが、私の場合、認知症防止の意味あいもあります。でもって、これでまた一歩認知症から遠ざかったといった思いが心を整えてくれるような気もします。なにしろアル中時代は「お前は脳が委縮しているっ!」と言われてましたからねー。なおさらです。

ともあれ、ルーティンをきっちりやることが心を整えるのであれば、酒を飲んでいてはホントにこれができません。

先程、心を整えるには酒飲めばいいじゃないと書きましたが、飲んだ時はいいけれども、酔いがさめれば当然のように心はぐちゃぐちゃになるわけで。そしてそのぐちゃぐちゃのままで生きるので、心だけでなく外的環境もぐちゃぐちゃになり、その外圧(?)がますます心をぐちゃぐちゃにするという循環が目出度く出来上がります。それを断つには、朝から昼からのべつ飲みまくるか、断酒するかの二択です。

一方、ルーティンで心を整えていけば外的環境も次第に整い、それが心に平和をもたらし、そのことがさらに外的環境を整えていくということになると思われます。というといかにも綺麗ごとで上手く表現できない自分の文章力にがっかりするのですが、実感としては確かにあります。

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