飲酒習慣があると、その飲酒環境を維持するコストを考えなきゃいけないという話。

酒やめて、2366日

晩酌OKの老人ホームが見つかったのですが……

私事ながら、入院していた父が老人ホームに移ることになりまして、ホーム探しをしていたのですが、ようやく見つかりました。晩酌OKのところが。

このブログでも散々書かせていただいておりますが(参考「飲酒習慣があると、老人ホームにも入れないという衝撃の事実!」「対高齢者の社会構造は「自然に酒やめられる」を大前提にしている件」)、老人ホーム……というよりも日本の老人ケア制度そのものが、現在においては、飲酒というものをまったく考慮に入れていないようにも見えます。過去に飲酒で問題を起こす人も多かったでしょう、そうしたものを排除したかたちになっているので、「飲める老人ホーム」は本当にないのです。この辺は地域にもよるのでしょうけれども。

父の場合、長い間お世話になっていたかかりつけ医の先生のクリニックが併設しているホームに、いずれは入居させていただきたいと考えていたところ、飲んでる人は入れないときっぱり言われてしまいました。まさに、切り捨てられた民状態だったわけです。

が、何とか「飲める」ところを見つけられて入居の目処が立った、と。そしてここでポイント(?)になるのは、そこは高級老人ホームと言ったら変ですけれども、まあお高いということです。

私がホームに入る年齢や状況になってそこに入れるかというと、絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に無理です(悲)。

「飲む環境」を確保するだけで……

世代ということもあるでしょう。父がそういうところに入れるのは、やはり年金リッチ世代だからです。そして私のように低年金少資産でなくても、これから老いを迎える世代については、そういう老人ホームに入れる層はどんどん少なくなっていくでしょう。で、日本の高級老人ホームは中国人であふれかえるのでしょうね、きっと。日本産の高級魚が中国人によって消費されるのと同じ構造になるのです。ただ、老人ホームにも漁業にも、日本の税金が投入されていることを忘れちゃいかんと思いますわ。

と、それはともかく(「ともかく」にしてはいかん問題だとは思いますが)――。考えたわけですよ。老後、飲める環境を確保するにはコストがかかるのだ、と。むろんこれは、酒代以外のコストです。

そしてそのように考えると、これからの世代は、そこにコストをかけられるかどうか、ということが、今、飲酒を続けるかどうかということの判断材料になりますよね。

嫌な時代と社会と言ってしまえばそれまでですが、現実ではあります。そして一昨日も書きましたが、酒をやめていれば、そうした現実からとりあえず一歩離れることができるのが、まあ軽やかな部分ではあります。

「老後、飲む環境確保にもコストがかかる。だから今のうちに酒やめとこう」は、断酒を続けるモチベーションの一つ足りえるのではないか、と。

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