貧困をもたらす「面倒くさい」。そして「面倒くさい」をもたらす酒さん。

酒やめて、2412日

面倒くさがっていると、貧乏になっちゃうよ

「貧困」と「面倒くさい」の関連性を言い出したのは、おそらく下流の大家・三浦展さんであり、下流民はその属性として、たとえば自分で調理しないことなどを挙げています。

さらにこの説の「ルーツ」をたどれば、『ドラゴン桜』の有名なセリフがあります。

携帯電話、給与システム、年金、税金、保険、みんな頭のいいやつがわざとわかりにくくして、ロクに調べもしないやつから多く取ろうという仕組みにしている。つまり、お前らみたいに頭を使わずに面倒くさがっていると、一生、だまされて高い金、払わされるんだ。

そういうふうに世の中の仕組みがなっているということですよね。

コロナ禍を通じて、日本は補助金にしてもなんにしても申請主義であり、その仕組みを徹底的にわかりにくくしてハードルを上げていることを実感した方も多いのではないでしょうか。目端の利く人ばかりが過剰な恩恵を受け、本当に困っている人に届かないことも明らかになりました。だからといって改善されたという話はまったく聞きません。

基本的には『ドラゴン桜』時代そのままです。そして、その時点から社会がさらに複雑化高度化しているがゆえに、「面倒くさい」と貧困の関係がますます密接になっているのが昨今の日本というところのものなのでしょう。

その「面倒くささ」、酒さんの戦略です

というのは、社会システムは前々からなのですけれども、自分で何かやろうという時に大きな助けになるICTやAIを使いこなすという点においても、コンピュータのアルゴリズムという面倒くささに付き合うことが必要とはいつも書かせていただいている通りです。たとえばSEOなどは、ほんとに作業量勝負=面倒くさいことをする、ですよね。

面倒くさいことをする→豊かになる、面倒くさいことをしない→貧困に堕ちるという図式は、ますます顕著になっています。大切なことなので、しつこく書きました。

でもって、補助金受給など「社会システム」に関することは、いわゆる士業の人や、ファイナンシャルプランナーに代行してもらうことも可能でしょう。しかしSEOなど「ICTやAIを使ってなんかやる」は、代行してもらうことはなかなかできません。

とにかく今、「面倒くさい」は人生を左右するほどの存在感をもっている。そしてその「面倒くささ」をどんどん助長するのが酒ってやつですよ。私なども酒を飲んでいた時代は、「面倒くさい」が人生が覆っていました。

いつも書いていて恐縮ですが、その「面倒くささ」は酒さんの戦略です。「めんどくせー酒でも飲むか」に仕向けるわけです。

そうやって酒の中に安住するしかなくなっていく。そうするとどんどん貧困に追い込まれていく。その傾向は以前からあったけれども、近年のように社会が高度化複雑化するとますますそういうことになる!! ということを、先ほどからしつこく申し上げているのでありました。自戒を込めて。

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