オープンイノベーションマインドと飲酒習慣は、もしかしたら対極の位置にあるのかもしれない。

酒やめて、1211日。

文明は「磨き合い」で発展してきた!?

オープンイノベーションという考え方は、私はホリエモンの著作で知ったのですが、要は、いろんな組織や人が情報やノウハウをどんどん公開して、その相乗作用でお互いに発展していこうというものですよね。その反対語は何かというと、企業秘密ってやつになるのではないでしょうか。

ネット社会においては、もちろん一概には言えませんが、ノウハウを固守するよりも公開してそれで得られる知見によってさらにイノベーションしていくほうが得だと、ざっくりとらえていいのではないと思われます。

考えてみれば人類なんてそういうふうにして発展してきたんですもんね。

たとえばヨーロッパの国々が、なぜ世界のなかでもいち早く文明的に発達したかというと、似たような知的レベルの国がたくさんあったから磨きあいができた、というふうな説もあります。

またジャレッド・ダイヤモンド先生などは、ユーラシア大陸は横に長かった、つまり似たような気候がもたらす農耕などの文化に共通点がある人々がたくさん住んでいたので、文明を発達させることができたといった説を唱えています(たしか)。

そんなふうに、他者の知見を自分のものにすることは重要であり、ネットによって世界中がつながっている今、あらためて注目されているようです。

飲酒脳だと他者の知見が受け容れられない

と、ここで思い出すのは、『キャプテン翼』の大空翼くんです。翼くんは他人の必殺技を自分のものにしてしまいます。それは一見パクリのようですが、ちょっと違うのですね。自家薬籠中のものにすると言ったらいいのでしょうか。盟友の石崎くんなどは、それを指して「さすが天性のサッカー小僧」と称賛します。別に悪いことではないのです。

で、今の若者には、いやおっさん世代にも、こういう翼くん的スタンスが求められているわけです。

そこで必要になるのは、心を空しくすること、つまり謙虚になることです。翼くんはとにかくサッカーが上手くなりたいというその一心ですから、どんなことでも受け容れることができるのです。そのスタンスは、たとえばライバルでひねくれものだった日向小次郎くんの心をも溶かしていきます。

大空翼くんの必殺技・フライングドライブシュート。後に、ライバル日向小次郎くんの雷獣シュートの「知見」を得て、さらに強力になる。 https://ebookjapan.yahoo.co.jp/

で、そうしたイノベーションのためのオープンマインドから一番遠いところにあるのが、いわゆる飲酒脳です。

というのは、もちろん単純に飲酒を重ねると前頭葉が萎縮し考え方に柔軟性がなくなり……早い話、頑固ジジイになるということはあるでしょう。頑固ジジイでは他者の知見を受け容れることなんかできませんからね。常に自分が一番正しいと思っています。

もう一つはですね、これは私もまったくそうだったのですが、飲酒脳は常に自分を正当化したがるのです。自分の飲酒行為を正当化することが習い性になっているので(ま、いわゆる「俺はアル中ぢゃない!」というやつですね)、それが自分のすべての考えに及んでくると言ったらいいのでしょうか。少なくとも私はそうでした。ですから別に飲酒のことじゃなくても、他人からなんだかんだ言われるのがすごく嫌だったわけです。

ところが酒をやめてみると、もう飲酒において指摘されることはないので(たまに「お前はもう飲めないけど俺はまだ飲める」と、自称・適正飲酒者からマウント取られますが)、他者の意見も全然受け容れられるというか、他者の知見を自分のものにする習慣みたいなもの、つまり翼くん的行動が自然にできるようになったなあと感じてしまうのですよ。「勉強させていただきまーす!」てやつですね。

逆に、飲んでる人で飲酒脳だなあと思ってしまう人は、やっぱり頑固です。そして「そんなものはダメだあああ」が口癖だったりします。

あーこういうやつは自らをイノベーションできず世の中から置いてかれるんだなあと冷ややかな目で見てますけどね。今では。以前の自分を棚に上げて(笑)。

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