酒やめて、1560日。
「ヒッキー大勝利!」が確定した!?
3度目の緊急事態宣言を迎えた地に長期出張中です。ただ前2回と違うのは、社会全体がおおよそコロナとの付き合い方がわかってきて、それほどあたふたしていない点ではないでしょうか。出張先でお客さんとも話しますけれども、去年の今頃に比べると「あたふた度」がまるで違うと言いますしね。やらなきゃいけないこととコロナ対応の折り合いも、去年の今頃よりは上手くできるのではないか、と。
社会全体がコロナを許容した……というと変ですけれども、距離の置き方がわかってきた感があります。個人として、あるいは組織として、どのように対処すればリスクを低く抑えられるかが判然としてきた。これは多くの人が感じていることではないでしょうか。
ちなみに今、一緒に出張している人間などは、あまり人付き合いが好きでないというタイプ(営業マンなのに!)なので、「ヒッキー(指向の人間)大勝利!」などと言っております。でもそれは実感でもあるのでしょうね。
そんなわけでごくごく大雑把にいえば、やっぱりコロナ防疫には、人間の対面コミュニケーションが大敵ですよね。
その「場」の典型が会食であり、酒飲まないとそのような会食機会が減り、あるいは会食でも黙食することができます。逆に酒飲んでの黙食はなかなか難しいですよね。酒とおしゃべりはセットです。
その「酒とおしゃべり」がヤバいよと、社会全体の認識するようになったことは紛れもない事実です。
そしてクラスターとか基礎疾患とか高齢といった状況を除いて考えれば、コロナにり患する人は罹患するべくしてなっている、とも言えるかもしれません。まさに「引きこもり大勝利!」です。
なんてことをエラソーに書いていて、私自身が罹患したらお笑い種ですが、そのときは自分の注意が足りなかったということになります。
とまあ上記のことは、「そんなことはお前に言われなくてもわかってるマター」なのですが、ただ大切なことだと思うので確認の意味も込めて書かせていただきました(笑)。
寂しくないから「会食」も要らない!
実は言いたかったのはその先で、酒を飲まないでいると、コミュニケーションをあまり必要としなくなるのです。少なくとも私の場合、そうです。一緒に出張している「ヒッキー」も、前述のように酒を飲まない人間です。サンプル少なすぎて申し訳ありません。ただ、以前も書いたように、酒飲まないと過剰にエモーショナルになることがなくなるので(これは真実だと思います)、そうしたことも関係しているのかもしれません(参考「人生の後半は「酒とともに」はなかなか難しいよね、という話」)。
そして必要なときは、たとえば仕事でのコミュニケーションなどは嫌じゃなくなります。酒飲んでいた頃は酒飲みながらのコミュニケーションは大好きなのに、仕事のコミュニケーションが嫌いだったということを以前書かせていただきましたが(参考「その対人恐怖症、酒が引き起こしていたものなのかも!?」)、これとはまったく反対の事象が起きます。必要なコミュニケーションはできるし、意味のないコミュニケーションはしたくないのです。
つまりですね、要は、寂しがり屋さんじゃなくなるのですね(笑)。おっさんが寂しがり屋も何もあったもんじゃないですけれども、なんというか、酒を飲んでないというセルフエスティームもあって、別に人間一人で生きていけるよみたいな自信(?)が自分の中に生まれるので……と、そんな大げさなものじゃないけれど、無駄にコミュニケーションしなくても全然平気であり、結果的に、それがコロナ禍で「効いている」のかな、と都合よく考えてるわけですよ。