「水際作戦なんて最初からなかったんやー」が判明した新型肺炎。自分の身体の免疫力を高めるしかないでしょ。

酒やめて、1107日。

新型肺炎について、なにがなんでも中国に忖度したいメディアと、なにがなんでも大事にしたくない政府の目的がはからずも一致して、その象徴が連日の「新型肺炎はプリンセスダイヤモンド号のなかだけ~」てな雰囲気の報道になっていたようですが、ついに国内での死者で出るにつけ、そうとばかりも言えなくなってしまったようです。

もう完全に蔓延しちゃってると誰もが気づいてしまった

で、我々一般人がたぶん今、等しく思っているのは「もう完全に蔓延しちゃってるんじゃね?」てことでしょうねー。

これはですね、私なんか先週まで博多に長期滞在していたんでよくわかるんですよ。以前も書きましたが(参考「「感染症の時代」にあって、酒による肝機能低下は致命的。ますます酒飲んでいる場合じゃなくなってきた」)、もう博多なんか「ほぼ中国」ですよ。中国での死者が1500人、感染者が6万5000人といいますが、まあ中国発表なんで下手すりゃ数倍でしょうし、「日本も中国」の現状を考えると、そら恐ろしいものがあります。

それを裏付けるように厚労相が「一般病棟に受け入れ」と言ってみたり、専門家の「大したことない」発言があいついだり……と思っていたら、WHOが「日本で感染拡大」宣言したり、で、もう「水際で防ぐ」なんて話はどこ行っちゃったの? レベルです。ウイルスと完全共存状態と言っていいのではないでしょうか。

これも先にリンクした記事に書きましたが、免疫力が落ちている方は本当にナーバスになっていると思います。また乳幼児は感染症に強いと言いますが、親からすればそんな一般論はなんの安心材料にもならないでしょう。ただ一般人的には、もう罹患したら罹患したで仕方がない、それは運が悪かったと思うしかないレベルになってしまっています。

私の場合、飲酒時代だったら、確実に「もうどうともなれええええええええええ」「肺炎で死ぬなら死ぬでそれでええ」と思っていたでしょうね。というのは、アル中とて、さすがにアル中起因で死ぬのはダサすぎるし残された家族も肩身が狭い、程度の配慮は働きますから。だったら感染症で死んだほうが、なんとかかっこつくという思考をしていました。今は当然、これからも生きていきたいです。

感染症に強い身体にする最高の方法とは、そう、アレですね!

それはともかく今後、グローバル化とやらで感染症の定期的な世界的拡大なんてことは当たり前になっていくんでしょうね。ジャレッド・ダイヤモンド先生じゃないですが、未来は感染症と共存する時代と言えるかもしれません。否応なくお付き合いしなければいけないんですよ、これから先。私たちの世代はそれでも何とか逃げ切れるかもしれませんが、若い世代はマジでお付き合いしていくんだと思います。一生のうちに何度も何度もこういうことを経験するでしょう。

そう考えると、感染症に強い身体をつくることも、これからのボーダレスな時代と社会を生きていくにあたって重要になるのではないでしょうか。となれば、やっぱり断酒ですね(我田引水)。肝臓を常に正常に働かせ免疫力を高めることは、確実に感染症対策になりますから。壮健な肝臓は、あらゆる危機から自分の身体を救ってくれるものです。

余談ながら、熱帯でいかにも感染症リスクがありそうな(失礼)インドにおいて酒が禁忌であることも、なんとなく納得できます。実際はどこまで厳格なのか知りませんが、ただ宗教の戒律は、わりに科学的な根拠があるといいますよね。

さらに考察を進めると、今回の新型肺炎が無宗教の国、中国で発生したのもわかる気もします。というと、日本も無宗教じゃねーかと言われそうですが、ただ日本人には確実に「神を畏れる」というメンタリティはあります。一方、中国人の行動規範ではある儒教は、なにしろ「怪力乱神を語らず」ですからねー。

それはともかく、いずれ就職などの際に提出する履歴書なりポートフォリオに、「飲酒習慣がないので感染症罹患リスクが低い」と記す時代が来るかもしれません。数十年前、私が新入社員だったとき、社内報の新入社員紹介欄に「趣味 飲酒」と書いてウケを取ったという話を以前書きましたが、そこから考えると、まさに思えば遠くにきたもんだ、です。

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