酒やめて、1271日。
「運」を招くのは科学!?
私事ながらコロナ禍でいっとき仕事がまったくなくなり、そのしわ寄せみたいなかたちでここのところ仕事が押せ押せになっていたのですが、なんとか終わりも見えてきて、やっとムビチケで買っていた『コンフィデンスマンJPプリンセス編』を観に行けそうな状況になってきました。楽しみです。
封切り初日に観てきたうちの子によれば、亡くなった三浦春馬さん演じるジェシーがかっこよすぎて辛すぎたとのことで、あるいは三浦さんは今後、ジェームス・ディーンみたいな存在になるかもしれないですね。そうすると、コンフィデンスマンシリーズも伝説のコンテンツ化していくかもしれません。
さて、そのコンフィデンスマンシリーズですが、テレビシリーズが終わった後に、「運勢編」というスペシャルがありました。これは歴代のなかでも最高傑作ではないかと私などは思っています。
その「運勢編」で、ヒロインのダー子(長澤まさみ演)たちのライバルというか敵役というかラスボス的役柄で出演した、悪徳不動産業者にして希代のツキ男(北村一輝演)の言ったセリフがとても印象に残っています。といってもうろ覚えなのですが、「運(のよさ)は万全の準備から生まれる」(大要)というものです。
なるほどーと思いましたよ。よく「運」「ツキ」とか言いますけれども、そうしたことを信じる信じないは人それぞれでしょう。ただし成功している人は「開運」について非常に熱心だったりするのは共通点だそうです。
それは知り合いの女性ライターが著作に書いていたのですが、彼女もその影響を受けて開運マニアとなり成功を収めています。もちろん彼女の実力ゆえでしょうけれども、「運」を意識するのは、思いのほか大切なことなのかもしれません(参考「「断酒者>はじめから飲まない人」という謎理論が説得力を持つ!?」)。
「凡事徹底」すればそりゃ人生上手くいくよね
で、その「運」を開くのが万全の準備という考え方は、これはもう運云々ではなく、完璧な科学ですよね。万全の準備をすれば成功率は当然高くなり、それは端から見れば「運が良かった」と見えるものです。
開運に熱心な人は、意識するしないにかかわらずこの準備というもの力点を置いているのかもしれません。たぶんそうでしょう。
「開運」と「万全の準備」は完璧に結びつくものと言えます。そして当然のことながら、その万全の準備を邪魔するのが酒、ということになりますよねー。
酒飲む習慣があると、時間やエネルギーを無駄にするということを含めて、なんというか生き方が雑になるんですよ。
その逆、つまり手を抜くことなく生きていくことを、高校の先生がよく言ってた言葉にすれば「凡事徹底」になります。これはたとえば試験にも顕われます。学校や塾の先生は「取れる問題は確実に取れ」「見直しをちゃんとしろ」と言いますよね。それができるやつは大学受験にも成功し、傍目には「運がいい」と思える人生を送るのでしょう。
そういう卑近な例を見ても、「準備」が運を招くのは確実であり、当然であり、科学であり、生き方のメソッドでしょう。で、繰り返しますが、これを邪魔するのが酒です。酒飲むことによってぬかりの多い、「凡事徹底」とは真逆の人生を生きてきた私が言うのだから間違いありません。