「投資」を一つのきっかけに人類は分化している!?【「飲む」「飲まない」とも重なるような……】

酒やめて、2616日

もはやゼロサムゲームではないのだった

ずいぶんと前に「ツイッターの#常磐線日記がめちゃ笑えて、しかも断酒モチベーションも高めてくれる件」といった話を書かせていただきました。その中心人物というべき「きのこる」さんが、常磐線とは全然関係ないのですが、以下のようなポストをしていました。

kinokoru

いやいやいや、これってめっちゃ象徴的ですよね。たぶん今、日本人は投資をする人間としない人間に分化しているのでしょう。

そこには当然、空前の投資ブームがあるでしょうけど、ただしバブル期の投資ブームとはやっぱりちょっと違っているようにも感じます。素人考えですが。

バブル期の場合はNTTなど国内の個別銘柄が中心であり、なんというかギャンブルの要素が強かった。だからバブルがはじけ暴落したわけですよね(持ち続けていれば優良株はことごとく「復活」しているが)。アメリカの「暗黒の金曜日」も同じだと思います。

ただし今、インデックスファンドを買うことは、むろんよく言われるところの「長期ほったらかし」を大原則にすれば「世界の繁栄に乗る」という側面があります。これはある意味、大改革ではないかと考えたりもするのです。なにを当たり前のことをという向きもあるでしょうけど、素人考えを続けさせていただきます。

株式はゼロサムゲームと言われ、誰かが損をして誰かが得をすると長年信じられてきました。そして、その極意は「安い時に買って高い時に売る」でした。

ところが今の、世界市場を対象としたインデックスファンドは明らかにこれとは別のところにあると思われます。すなわち長期保有すればゼロサムではなくウインウインになり得る。なおかつ安い時に買って高い時に売るのではなく、始められる時に買って長期で持つが原則になっています。

いろんな局面ではじまる「分化」

いずれ暴落するよという人もいます。もちろんそういうときもあるでしょう。ただし保有し続けるという条件で考えれば、右肩上がりにはなるのでしょう。人類が繁栄を求める限り。

でもってそこのところを理解して、というかなんとなくそういうことを感じながら投資をしている人、しないことを機会損失に感じる人と、それを皮相的な視点も含めて眺めている人、あるいはきのこるさんの指摘にあるように、iPhone15などの目先の欲しいものを買う人がいます。

どっちがいい悪いということではもちろんないのですが、そのように人類は分化していると思われます。

そしてこのブログでは常々人類は飲む人間と飲まない人間に分化しているということを訴えてきたのですけれども、そうでない局面でも、たとえば投資のような人生に非常に重要な局面においても分化が始まっているというのはなかなか興味深い事実だと考える次第であります。

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