【断酒メソッド】影響力のある人間がやってることをやりたくなるという、自分軸が確立されていない私のような人間にお薦めの方法

酒やめて、2322日

「比較」によって欲望を刺激された世代なのです

一昨日、同窓会というか仲間内の例会ネタを書かせていただきましたが、もう一つ思いついたことがあります。何せ友だちが少ない人間なので、たま~にその手の例会に出るといろいろ発見があるのです。なので、そのことについて書かせていただきたいと思います。

昨今のZ世代は何しろ自分軸世代でありますからまたちょっと違うのかもしれませんが、我々世代――バブル世代ちょい前は、まあなんというか人がやってることが羨ましくなる世代(ひとくくりにしちゃいかんが)といいますか、「比較」によって欲望を刺激されるようメディアから仕込まれた世代であったりします。

「〇〇ちゃんはフラッシャー付きの自転車持ってていいなあ。持ってないの僕だけ」てやつですね。そういうことを母親に言うと「〇〇ちゃんて、〇〇中学受けるらしいわよ、すごいわね~」と返されるのがオチだったりしますが。

影響力のある人間を利用するというメソッド(?)

さて、学生時代の仲間内例会の話ですが、ジジババの集まりのこととて、クリスティン・マクヴィ死んじゃったねーみたいな話になるのですよ。そして思い起こせば学生時代、音楽の指向において主導権を握っている人間がいて、そいつからいろいろ情報をもたらされるので、みんなそいつの影響を受けてしまうといった側面がありました。

何しろ音楽配信サービスなどはなかった時代ですから。情報ソースが限られていたのです。そいつが気に入ったレコードを買うと、カセットテープに録音して「手配信」してくれてました。そして彼が選ぶのが、いわゆるAOR(死語?)だったのですね。件のクリスティン・マクヴィのフリートウッドマックもそのなかに含まれていました。それを聴いているのがイケてるというコンセンサス(?)が仲間内でできていたような気がします。

要するにそれが世代属性というやつでしょう。上手く言えませんが。

でもって断酒ですが、こうしたことを仲間内というか組織の中で応用すればいいわけですよね、という話を以前も書いております。(参考「組織内で「チーム断酒」をつくってしまえばいいんじゃね?」)。まあ個人ブログは「ループ」だし、「大切なことは何度も言います」の精神で、勝手によしとさせていただきます。

これまた以前にも書いたことがある伊丹十三さんメソッド(参考「毎日晩酌する人を「昭和的にダサい」と規定し見下す(?)ことで、断酒はしやすくなるよという話」)でもあります。

つまり、断酒がイケてるというコンセンサスを組織内で無理くりにでもつくってしまう。組織のなかで影響力が大きいと思われる人間を、なんとか断酒チームに引き入れ(そういう人間はがいしておだてに弱い)、断酒の波紋を広げていくわけです。とまあ、そういう方法は確かにあるのではないかなーと、学生時代のことを思い出しながら考えた次第であります。

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