酒やめると、どんなことでも「ハイ」を感じ取れるようになる。これって結構大きいのかも。

酒やめて、2714日

「ブログハイ」だってあることはあるのだった

ちょっと前に「酒やめてから始めた「アウトプット」は、最高の暇つぶしだという話」といったことを書かせていただきまして、そのエントリの中で「身勝手な自分の考えを書いたりするのはストレス解消になるし、そのような暇つぶしがあれば老後も困ることはないなあ」と記しました。

断酒は飲酒の代替行為を探すという側面がありまして、その「代替」の中で、少なくとも私にとっての「最高」はサーフィンであり、それは飲酒にも負けず劣らずドーパミンを出してくれるから、という話も度々書かせていただいております。そしてサーフジャンキーというアル中にも似た言葉がある通り、そればっかりになってしまうという点では飲酒にも似た危険性もあります。むろん飲酒よりも一億倍はマシでしょうが。

サーフィンほど危険ではないというか穏当な代替行為もたくさんあって、代表的なのが筋トレやランであることは断酒業界(?)ではよく知られていますが、そこまでもいかなくても、日常のどんなことでも代替になるということを言いたいのであります。どんなことでもドーパミンが多少は出るということですよね。

だから何をやっても集中すればハイになれる。そうした境地にたどり着けたのが、やっぱり酒をやめて非常に大きいことなのかなあ、と。

冒頭に記したブログにしても、こんなのやってる意味があるんかなあ、もうブログ書かなくても断酒継続する自信はあるし……(本当か?)、とも思ったりもしますが、ただ書き始めれば始めたで結構ハイになります。ランニングハイや筋トレハイに似たことが起きるのが不思議でもあります。ブログハイの場合、ランニングハイや筋トレハイとはちょっと違っていて、別名「自己満足」でもありますが。ただ友人の話などを聞くと、YouTubeの編集ハイみたいなものもあるそうで、だからやっぱりどんなことでもハイになれるんですよ。

断酒は「終活」にも有効だったりする!?

おそらく人間の脳というのはそのようにできているのでしょう。それはたとえば戦争状態になると人を殺すのが何でもなくなってしまうとか、あるいはストックホルム症候群とか、悪い方に振れるケースもあり、だから危険といえば危険なのですが、ただ、こと酒の代替ということを考えると、そうした脳の特性はいいことだらけのような気がします。つまり酒をやめると、どんなことでもやってみる価値はあるんだということを、脳がいわば本能的に悟るのですね。

そうした脳の能力を酒さんは封印してしまうのです。酒飲むしか楽しいことないんやで~(ドーパミン出る行為はないんやで~)と言ってくる。まあ私もどっぷりその罠に嵌っていたので、この感覚は身をもって知っているのですが、一度やめてみると、どんなことでもやってみるとやれる(ドーパミンが出てそれなりに楽しい)んだなあと、しみじみ思ったりもするのです(二度目)。

たとえば家の片付けのようなことでも、そりゃサーフィンみたいにめちゃ楽しいことじゃないし積極的にやりたいと思わないけど、それに取り組むハードルがどんどん下がっていって、これも大きいと断言できます。とくに家の片付けの場合、我々ジジイにとっては「終活」という人生にとって最も重要と思われるマターに関わってくるので、このハードルが下がるのはやっぱり大きいですよ。

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