カフェはせんべろの代替になるかという大問題について考えてみた!

酒やめて、1098日。

断酒したばかりの頃、愛読していた断酒ブログに非常に印象的なエピソードがありました。今必死で探してみたのですが探せ出せないので、おおよそのところです。ごめんなさい。

エキナカカフェは、本当に遠い世界だった!

ブログ主ももちろん「アル中→断酒者」ですが、アル中時代、エキナカにあるお洒落系カフェの前を通るたびに、その場所がものすごく遠く感じていたというのですね。経済的にはカフェなんて千円も使うことなんかないのに、すごく距離があった、と。

これねー、初めて読んだとき、あーわかるわかるめっちゃわかるわーだったんですよ、私も。その手のカフェにいる酒とは縁がなさそう……かどうかはわからないけど、少なくとも泥酔→醜態とは縁がなさそうなOLやIT系の賢そうなビジネスマンは、もう10億光年も彼方の人種のような気がしていました。確かそのブログに出てくるカフェは品川駅だったと思いますが、お隣の大井町駅周辺のせんべろならもう完全に私の縄張りなのに、品川駅エキナカカフェは本当に遠い世界だったのです。

でも断酒して3年たった今、普通にカフェ行きます行けます。スタバだって行けちゃいます。アル中→断酒の先輩(?)であるまんしゅうきつこさん(現・まんきつさん)が描く漫画『ハルモヤさん』の主人公のように、「スターバックス 注文の仕方」をネットで調べたりもしません。普通に「普通のホットコーヒーを。トールでお願いします」とか言えます。

人生の愉しみは「普通」にあったんだ!

で、ですね。たとえばスタバでコーヒー+おかわり(ワンモアコーヒーというそうですが) +ケーキかフラペチーノで、だいたい千円ちょっとてなもんですよね。それで、いわゆるノマドワークも含めて、1時間半程度は時間が潰せる、というか充実した時間を持てます。

一方、せんべろのことを考えてみると千円でまあホッピーセット+中1+おでん1皿てな感じでしょうか。コスパはなんだかこっちの方がいいような気もしますが、まあそれで1時間程度です。これも魅力的ですが2時間はもちません。2時間いようと思うと、2500円くらいは使ってしまいます。

さて、そうしたせんべろの時間とカフェでの時間を比べると、もちろん飲酒時代はカフェに行くことなんかなかったのでそんなことは考えてもみなかったのですが、今思うにカフェの時間も悪くないんじゃないか、いや、非常に充実しているんじゃないか。スタバなら、コンセントも使えればWifi環境もレベル高いですし。

カフェで過ごす時間に愉しみを見つけるというのも、断酒を続ける一つの方法かもしれません。まあ普通の人は普通にやってることなんですけどね(笑)。人生の愉しみは普通にあるのかなあ、と。やっと気づいたかという感じですが(笑)。そして、その普通をあんなにも遠く感じていた時代の異常さに、あらためて思いいたるのです。

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