断酒のコツは、身体的にはとにかく「寝てしまう」!

酒やめて、1029日。

睡眠

Shanon / Pixabay

なぜ断酒を続けられるのかってことをよく訊かれます。もっともそのベースには、お前みたいに意思が弱いヤツが、という思いがあるようですが(笑)。

腹いっぱいにして、とっとと寝る!

実はそのことを自分なりに分析し断酒を続けるための糧にしようというのがこのブログの意図なのですが、主に社会的な断酒理由について書いています。なぜなら、断酒を続けるために身体行動的にどうすればいいか、ということについては、自分なりに簡潔な結論が出ているからです

これはですね。まあ私の場合ですけど、たくさん食ってとっとと寝る! に限るのです。

仕事で疲れて宵闇がせまると、どうしても飲みたくなります。その要求は、断酒を続けるにつけだんだん薄くなるものですが、私の場合はやはり半年くらいはあったと思います(3ヶ月過ぎるとだいぶラクになります。このあたりにひとつの山があります)。そんなときはとにかく飯を食う。白い飯を、おかず能力が高いおかず(たとえばカルビですが、焼肉屋に行ってはダメです。家で焼肉のタレを使って焼きます)でもりもり食べる。そして食後にシュークリームのひとつでも食べる。この時点では、太るとかはまったく気にしない。断酒すれば、肝機能が劇的に回復するので、しばらくは太りません。そうすると飲酒欲求が何とか薄れます。

その後、コルゲートなど過酸化水素入りの刺激の強い歯磨きを使って徹底的に歯を磨く。もうこの後は、ステインの類は一滴たりとも歯につけないぞと、自分に対して宣言するわけですね(笑)。

お笑いコンテンツと睡眠は相性がいい!

そしてベッドに入ります。これは7時だろうが8時だろうが、事情が許せば明るいうちからでもいいのです。

ところで、酒を飲みたくなるのは、眠れないからという理由もあると思います。私の場合は眠ってはいけないときでも眠くなるたちなので、そのあたりはあまり苦労しなかったのですが、不眠傾向の人もいるでしょう。あまり無責任なことは言えませんが、睡眠導入剤の助けを借りてもいいと思います。

ともあれベッドに入ります。これがとても重要です。ソファやデスクで映画などを観ていると飲みたくますから。そして物理的にも飲めます。しかしベッドでは物理的に飲むことは難しい。

もちろん、いかに私とてすぐに眠れるわけではないし、あー飲みたいなあと考えてしまうので、コンテンツ消費ということになるんですが、断酒ブログをひたすら読んだりもしました。またスマホやタブレットで映画を観てもよいと思いますが、なんとなく映画だと飲みたい気持ちを誘発してしまう気がします。なので私のオススメは、お笑いの動画です。

これは何度見たかわかりません。個人的には、ナイツやサンドイッチマンが適しているような気がしていました。「噺家は世情の粗で飯を食い」という川柳がありますが、その漫才版ですね。新喜劇もいいのですが、予定調和的というか様式美的なお笑いを観ていると飲みたくなります。またジャルジャルもとても好きなのですが、睡眠導入にはテンションが高すぎる。先の二組は実力派だし、そのあたりのバランスがとてもいいのですね。2時間くらいの音だけのyoutubeもあるので、それを聴きながら目を瞑ってると、わりにすんなり眠れました。

あと「必殺技」は水泳ですねー。うちの近所の中学校が温水プールを開放していまして、それが夜9時までなので、ギリの時間に行って500メートル死ぬ気で泳いで帰ってシャワーして横になると、そのままバタンキュー(死語)です。その場合は、ご飯を食べないときもあります。断酒と睡眠、そして運動の関係については、いろいろ深いものがあると思うので、いずれまた。

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