酒やめて、2082日。
入浴は入眠に効果的であることをあらためて確認
退院して一週間ほどの間、入浴は控えてくれということでシャワーのみでした。シャワーでも入浴でも同じようなものに思えてしまうのですが、やはり手術の傷口への影響が違うんだそうで。でもって入浴できないと困ったことがあって、それは睡眠です。
私も人並みに(?)、酒をやめてしばらくは「酒がないと眠れない」状態でした。酒と睡眠の関係については、このブログでも度々触れていますけれども、①確かに飲酒には入眠効果はある、しかし②そこで得られた睡眠は質が高くないという二点が言えると思います。
そこで①にフォーカスすれば、酒がないと眠れない、さあ大変だ、になります。
私の場合、それをどうやって解決したかというと、最初のうちは、とにかく満腹で布団に入る作戦でした。これは眠るというよりも酒飲まないことに主眼を置いたもので、「満腹+横になる」だと、じゃあそこからもう一回起きだして酒でも飲もうかには、少なくともそのまま起きているよりはならないのです。むろん、すぐには眠れないので、お笑いのYouTubeをひたすら視ていました。
さらにそこから一歩進んで、入眠環境を整えることを重要に考えるようになりました。それは照明だったりマットレスだったりさまざまですが、そのなかで寝るタイミングに合わせた「入浴」はわりと大きな力を持っているように感じています。
この場合、洗髪も必ずします。飲んでいた時代は、いわゆる朝シャンでした。なにしろ前夜の酒を抜いて覚醒しなければならないので、シャワーで気合を入れていたのです(本当はストゼロで気合入れたかったけどw)。だからこの点でも、習慣が一転しました。
ともあれ、退院後しばらくは入浴レスで、うーんやっぱり普段よりは眠れない、という感じがあったのです。
眠れなきゃ眠らなくて大丈夫やったんやー!
さて、この眠れない問題について、一つ結論めいたことを言えば、眠れなかったら眠らなくていいということです。
とまあ、これもホント―によく言われていることですし、今さら感満載で申し訳ないです。むろん、それじゃ次の日の仕事に差し支えるじゃないかという向きもあるでしょう。私も、酒やめた当初はそう思っていました。眠らなきゃヤバいやろー、と。
むろん酒やめて、眠れなくてまんじりともせず朝を迎えた……に近いことは一度ならずありました。ただ、ですね、このような場合でもその日の仕事にあまり影響がないということがわかったのですよ。酒飲んでなければ睡眠の質が高まり、うとうと程度でも回復するのかもしれないですし、加齢によってそもそもさほど睡眠を必要としてないのかもしれません。
これは個人的な体験でオンリーワンエビデンスです。それを踏まえて言えば、酒を飲んでいた時代に比べ、それほど眠らなくてもまともに仕事ができるようになったのは明らかです。だから不眠がもう怖くない……というと語弊があるけど、まあ眠らなければ眠らなくてもいい、になったのは事実です。綺麗ごとのように聞こえるかもしれませんが、そうなんだから仕方ないやろーてなもので、この気づきが、不眠に立ち向かう武器になっているようにも感じます。
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