断酒と筋トレと若返りは、手に手を取ってやってくる!?

酒やめて、1580日。

運動させろやあああ! と身体が訴えかけてくる

ずっと出張に出ておりまして、サーフィンはもとよりランや筋トレの類ができません。まあ筋トレだけは、のがトレをホテルのベッドの上でちょっこりやったりはしているのですが。

でもって、身体が運動させろやあああああ! と訴えかけてきます。しかしあらためて思うのは、自分がこんな人間になるとは……ということですわ。飲酒時代はもちろん、飲酒習慣がない(多少はあった)高校時代から考えても、です。

高校時代は、運動部の連中が部活やると頭がスッキリするとか言ってるのを聞いて、こいつらばっかじゃねーのと思っていました(失礼!)。「脳筋」という言葉は当時なかったけれども、そのように認定してましたね。

というのも高校時代、私は自分のことを完全にホールデン・コールフィールドくん@ライ麦畑でつかまえてと同化させていて、今でいうところの中二病のてっぺんみたいな精神構造の持ち主だったからです。ついでに言えば石田純一さんよりも数十年早く「素足にローファー」をやってました。単に靴下をすぐなくしてしまうので、母親が買ってくれなくなったからですが。そしてセックスピストルズやヴェルヴェット・アンダーグラウンドに心酔し、脳筋野郎たちがカーペンターズなんぞを喜んで聴いているのを見て、程度低いよなあと軽蔑していました。ただそうした脳筋野郎どものほうが、体育はもちろん5教科での成績も私よりもよかったのは残念なことでしたが(泣)。

ただそれでも中学までは水泳をやっていたので、大学に入学したときにまたやってみようかなあと思いなんとなくですがプールを見てみると、4月だというのに裸で練習していて、こいつら絶対アタマおかしい(失礼!)と思った記憶があります。

高校時代の脳筋野郎たちに対する思いもそうですが、そうまでして運動したい人の気持ちが理解できなかったのです。それが今や自分がそうした脳筋的衝動に駆られているのですから、変われば変わるものですわ(苦笑)。

とまあそんなことはどうでもよくて、筋トレについて、です。私がTwitter上で勝手に断酒仲間と認定している方々も、多くの方が筋トレのメニューをアップしています。それだけ断酒と筋トレというのは不可分の関係にあるのでしょう。

よく言われるところの「お酒の代わりを見つけましょう」の一番手軽なものとして筋トレがあったりもします。

「筋トレで人生好転」はスピリチュアルじゃない!

さて、世の中には、筋トレすると人生が上手くいくという考え方が流布していて、これは若干スピリチュアルな部分もありますが、大方においては「科学」でしょう。その理由の中でよく挙げられるのが、筋トレすると血流が増え脳が活性化するというもので、確かにこれは人生好転の動力となります。

このブログではしつこいくらいに書いていて恐縮ですが、酒やめると時間とお金とエネルギーがわさわさ湧いてきて、これが人生好転の要因だと私は考えています。そしてそれを担保し運用するのが筋トレによって活性化され若返った脳であると位置づけてもいいでしょう。若干無理くりですが。

ともあれ、筋トレすると脳にもいい影響を与え、それが人生をいい方向へ仕向けるというのは科学であり、断酒者はそれを実感し、あるいは身をもって体現しているというふうに言えると思います。

以前、「老いと貧困と酒は、手に手を取ってやってくる」といったことを書かせていただきましたが、それと真逆のことが起きるのですね。

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