酒やめて生まれる「余裕」というキーワードを用いると、人生好転のメカニズムが明らかになるよね。

酒やめて、2182日。

「執着心がなくなる」以外にも人生好転の理由があった!

酒やめると人生が好転する。とはよく言われるところです。それは私も実感しています。その理由としては、精神的な側面としては、酒というものに執着していた脳がマトモになり、したがって他のものに対する執着心も薄れ、それが「幸せ」を感じやすくしてくれるのではないかと考えております。

ただそれはあくまでも心持ちの問題であって、このほかにも、実際的な人生好転のメカニズムがあると考えますので、そこのところを書いてみたいと思います。

と、もったいぶりましたが、一昨日書いたことの逆ですよね。一昨日、酒を飲んでいると人生から余裕が失われるという話を書かせていただきました(参考「酒やめると余裕が生まれる。その余裕がないとアクシデントに対応できないことを実感している断酒者であります」)。酒をやめると、人生に余裕ができ、その余裕ベースですべてを行うから、以前よりもいろんなことが上手くいくようになっていくということを言いたいのであります。

綺麗ごとのように聞こえるかもしれませんが、実感なんだから仕方なかろーもん、てなところです。

やっぱり断酒者は「自分2.0」になれるのだ!

いつも書いていて恐縮ですが、酒は人生から時間とお金とエネルギーを徹底的に奪っていきます。このうち経済力については、自分の経済力のごく一部を割いて飲んでいる(飲んだくれている)ような人もいるでしょうから、人それぞれかもしれません。むろん有り金全部酒に遣うという昔の私のような人間もおり、私の周囲にもそういうタイプが散見されます。金なくて居酒屋にも行けないよおおおと嘆く人ですね。お金がないことの「問題点」はそこかよーっと突っ込みたくなりますし、そりゃ逆で居酒屋行くからお金がなくなるんやろうー、ですね。昔の私に言ってやりたい、という話ですが。

ともあれお金に関しては人それぞれの部分はあるでしょうが、ただ、こと時間とエネルギーについては、酒さんは誰からも平等に奪っていきます。

俺は酒飲んでるけど生活に余裕はあるよという人もいるかもしれませんが、この二項目については例外になることはできません。余計なお世話ながら。

で、そのように余裕がないと、余裕がないベースですべてを決断選択していくので災厄を呼び込むということを昨日書きました。そして繰り返しますが、酒やめれば、まったく逆になります。

人生のすべてのマターについて、余裕を持って決断選択できる。時間もあるお金もあるエネルギーもあるので、それをリスクマネジメントに回すことが習慣化する。酒やめて、だんだんそうなってきたような気がします。そうしたことが災厄を引き込むことなく、人生を解放してくれるのではないか。

と、こんなことはおそらく普通の人は意識せずとも本能的にやっているのでしょう。ただ、ここに気づきがあるのが断酒者のアドバンテージであり、自分2.0になれる所以でもある。断酒したからには、あるいは普通の人以上に上手くやっていけるのではないかと身勝手にも考えている次第でございます。

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