酒飲まないで16時間断食すると、生活リズム上非常に都合がいいという話。

酒やめて、1656日。

16時間断食の効果はいかほどかというと……

ちょっと前に「16時間断食と断酒はきわめて相性が良いことを、ここに確認しておきたいと思います」という話を書かせていただきました。その時点で16時間断食三日目だったので、今現在で、20日くらい経ったことになります。

結果はというと、やせないです(苦笑)。当初は1キロすぐに減ったので、おおっと思ったのですが、そこから停滞しています。もっとも16時間断食は、ダイエット法というよりもむしろ健康法・若返り法なので、ただそれだけやって劇的にやせるというものでもないと個人的には思っています。

もっとも私の場合特殊でありまして、食べてもいい8時間は好き放題しています。というのは、甘いものがやめられないからです。これも特殊事情(?)で、そもそも断酒したきっかけがアルコール性低血糖で倒れたからなので、低血糖に対する恐怖があり、それが頭の奥底に染み付いていて無性に甘いものを欲しがるのではないかと勝手に考えています。

通常、断酒直後は甘いものを欲しがるけれども、しばらく経つとそこからも離れられるといいますが、私の場合、いまだに離れられていません。そして白米も自由に食べています。ですから8時間を本当に自由気ままに食生活した結果、ということですね。

とまあ、長々と私事を記してきたのは、逆に言えば、そんな私でさえ若干はやせたのだから、普通の方が16時間断食とある程度の食事制限を組み合わせれば、劇的な効果があるのではないでしょうか。

ただし先にも記しましたが、16時間断食はダイエット効果が「本命」というわけでもないでしょう。

16時間断食というものは、よく知られているように、空腹時にこそオートファジー(自浄作用)で細胞が若返るということが主眼ですよね。そこに期待したいところではありますが、今現在、実感できているわけでもありません(苦笑)。なので、現時点で一番「効果」を感じていることを以下記します。

私の場合、前夜8時までには夕食に済ませ、それから16時間断食なので基本的に午前中は食べないのですけれども、確かにその午前中は、空腹が集中力を生んでくれる気はしますねー。まあ、思い込みかもしれませんけど。そして酒を飲んでいないので、エネルギーもそれなりにあり、その相乗効果が発揮されているのでは、とまあ断酒者的に都合よく考えている、考えられることがまず一つあります。

このように、空腹が集中力なり、あるいは若返りでもいいんですけど、それを生んでくれると思い込める点、「空腹なのは効いてる証拠!」と思い込める点が、16時間断食の特性ではないかと考えます。

時間を生んでくれるという「効用」も見逃せない!

と、ここまではそれこそ「思い込み」なのですが、もっと具体的には、朝ご飯を食べないというのは案外、時間を生んでくれるのですね。私の場合、先に書いたように、午前中、「飯」という雑事に煩わされることなく、仕事ができるのが大きいです。ましてや、それは空腹を感じる≒集中できるという「思い込み」に基づいて行うので、より効率が上がります。

私はフリーランスという立場ですし、この辺の生活リズムに関しては人それぞれでしょうけれども、ともあれ、なにがしかの時間が浮くのは万人に共通したことでしょう。

お酒をやめると時間がわさわさ湧いてくることは、ほんとにいつも書いていて大変恐縮ですが、これに18時間断食を組み合わせれば、さらにプラスαの時間が湧いてくるのが大きいのかな、と感じています。そしてそのプラスαの時間でなにかをしようと企てたとき、それは断酒によって生まれるエネルギーで担保されるということですね。

まとめると、断酒すると時間がわさわさ湧いてくる→18時間断食でさらに時間が生まれる→断酒しているのでエネルギーがある→したがってその時間を有意義に活用できる→人生がさらに好転する。とまあこんなふうに理想通りにはいかないかもしれませんが、こうしたサイクルが生まれることは事実だと思いますねー。

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