酒やめてから始めたプランクの、やる気促進機能は半端じゃない件。

酒やめて、1125日。

今、朝起きたらプランクしています。プランクというのはご存じの方も多いと思いますが、うつぶせになって前腕と肘で身体で支え我慢(?)する筋トレの一種です。身体が一枚の板(=プランク)のようになるのでこの名称があるそうです。上の写真のような姿勢ですね。

独自の駅名プランクを開発!?

私の場合、時間にして1分から2分くらい。5分する人もいるといいますから、決して威張れるものではないのですが、しかし効果は絶大です。この効果については後でお話しするとして(もったいぶるわけではないのですが)、とりあえず私のやり方をご紹介します。

プランクはとにかく辛いです。ですから単純にスマホの時計とにらめっこしていると時間の経つのが死ぬほど遅くて嫌になります。これでは続きません。それで一時はYouTubeで漫才を見ながらやっていました。これもお薦めなのですが、どれを見ようかと探す手間が必要で、朝起きてすぐというわけにはいきません。

今、私がやっているのは「駅名プランク」という独自に(?)開発した方法です。

つまりプランクをやっている間、鉄道路線の駅名を暗誦するのですね。前提として駅名を覚える必要があり、ボケ防止にもなるのではと思っております。駅名プランクは筋トレ+脳活性化のダブル効果があり、私としてはなかなかよくできた方法だと自負しているのですが(笑)。

その駅名ですが、首都圏関西圏の私鉄(一部JR)が対象です。京王線くらいの長さだと1分程度で暗誦(&プランク)できてしまいますが、小田急や東武みたいな長い路線だと1分半くらいですね。京急は距離が短いのに駅数が多いのでやはり1分半ぐらいかかります。で、1分半だと短いかなとも思い、最近は相互乗り入れ暗誦をやっております。つまり中央林間(田園都市線)→(半蔵門線)→南栗橋(東武線)とか、我孫子(常磐線)→(千代田線)→本厚木(小田急線)といった具合です。ただしこれはめちゃ辛いので挫折することが多いです。

ちなみに駅名暗記は、小学校くらいのときは鉄道ファンじゃなくてもみんなやってましたねー(今の子はやらないかもしれないけど)。大人が覚えるのは馬鹿馬鹿しく思えるかもしれませんが、路線図ではなく実際の地図を見ながらやっていくと、地形や歴史のことなどを含め、なかなか知的好奇心が喚起されます。このあたりは、堀淳一先生の本で紹介されている楽しさに通じるものがありますね。

amazonより。
歴史的名著!

と、前置きが長くて申し訳ないのですがここからが本番です。

飲酒時代と180度違う朝がある!

朝、プランクをすると本当にすっきり起きられます。そしてやる気が俄然出てくるのです。おそらく脳にそういう物質が分泌されるのでしょう。筋トレと脳内物質の関係は今ではかなり研究が進んでいるようで、そうした研究成果があるからこそ、筋トレすると人生が改善される、筋トレすると大抵のことが上手くいくという筋トレストの主張(?)が説得力を持つようになっているのだと思われます。

で、プランクをした朝の圧倒的なやる気の出方という点について、断酒者は、というか元アル中は、よりいっそう実感できます。なにしろ飲んだ日の翌朝起きるときの、なんというか単なる二日酔いではない、ある種の絶望感を知っていますから、その落差が際立つのです(参考「「俺なんかいつ死んでもいいんだ」症候群から抜け出した朝のこと」)。

アル中時代の朝は鬱状態でもあり、世の中に出て行くにあたっては、本当に酒でも飲まないとやってられないという感じでした。事情さえ許せば、布団から這い出るのにストロングゼロの助けが欲しかったほどです。筋トレとやる気促進物質の関係と同じく、飲酒習慣と鬱(気味状態)も相関関係があるのでしょう。

ともあれ酒をやめただけじゃなく、寝起きの筋トレを取り入れることによって、朝のやる気&勇気が本当に違ってきました。酒をやめればそれだけでもかなり効果はありますが、筋トレを組み合わせることによってますます精神&身体状態が向上していくと思います。

もう飲酒時代の、あの朝には戻りたくないです。

にほんブログ村 酒ブログ 禁酒・断酒へ
にほんブログ村

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする