酒やめて、1283日。
行動ターゲッティング広告とコロナ給付金事業電通受託の関係は?
行動ターゲティング広告というのでしょうか、その人の属性に合わせて広告が次々と現われるという趣向(?)で、げに恐ろしきはネット社会ってやつですが、そんなわけで私のスマホやPCにはやたら歯のホワイトニングに関する広告が出現します(笑)。
でもこのようなことは、いずれテレビにも広がると言われていますよね。人によって受信するテレビコマーシャルが違う、というシステムです。技術的にはすでに問題なくできるそうですが、ただネットと違ってテレビは一方通行のメディアなので、どうやって視聴者の属性を収集するかということがやはり一つの課題になります。
今、電通が給付金手続き業務を請け負って問題になったりしていますけれども、どうもその辺の属性収集が絡んでるんじゃないですかね~とゲスの勘ぐりもしてしまいますわ。
なにしろ私が子どもの頃に父の仕事の関係で家に来ていた電通の人たちは、大人のくせして自分たちのことをちゃん付けで呼び合い、小学生に衝撃を与えるような人たちでしたからね。何をするかわかったもんじゃありません(笑)。
自分で自分が管理できているか、あらゆるところで見られる時代に!
さて、行動ターゲティング広告が示すホワイトニングの現状です。
それによると、今やもうホワイトニングサロンのようなものまであるんですね。自分でそこに行ってセルフホワイトニングができる場所です。「歯のエステ」といった趣です。もちろん歯医者さんでのホワイトニングよりも安価です。ただ歯医者さんのホワイトニングもかなり値崩れというか、私のような者でも受けられるほど大衆化していますので、この先、線引きも曖昧になるのではないでしょうか。
そしてセルフホワイトニングは、サロンのような場所に行かなくても家でもできます。これについては私も日々研究(?)しておりますし、研究成果もあったりします。このあたりについては明日、詳しく書きたいと思っております。乞うご期待(笑)。
さて「ホワイトニングのお手軽化」ですが、これはニワトリが先かタマゴが先という話でもあり、その相乗でもあります。やはりお手軽になったからこそみんなが興味を持ち、広く知られるようになったから、それに応える安価なサービスも生まれ、価格競争も生じているということですよね。
思えば数十年前、アパタイトのコマーシャルで「芸能人は歯が命」(YouTube)と謳っていた時代は、「芸能人」がアイコンとなる特別感がありました。しかしながら今はもうその特別感がなくなっています。
私の周りでも、以前も書きましたが、オババ様(失礼!)と言われるような年代の方でも普通にやってらっしゃいますから。
またホワイトニングの認知には、それこそ「芸能人は歯が命」で、テレビの高画質放送化によって芸能人がこぞって歯を白くするようになったことも当然ながら影響していると思いますし、またグローバルとやらで諸外国の人々の歯に対する認識が、留学生などを通じて若い世代に浸透してきたこともあるでしょう。
留学生の話をすれば、彼らは歯の矯正について、矯正器具が見えるのは恥ずかしいとは思っていません。矯正を「見せる」ことは、自分の身体をきちんと管理しているというアピールでもあるのです。
ホワイトニングも同様に単に美容の問題ではなく、私はきっちり自分を管理してますよという行為として位置づけられつつあります。
ダイエットや禁煙などと同じように捉えられるわけですよね。諸外国では当然であり日本でもそのような考え方が浸透しつつあるのかなあな、とも思います。その一局面が就活ホワイトニング(の一般化)になるのではないでしょうか。
結局、ダイエットもそうだし、歯の矯正(大人になってから自分のお金でする)もそうだし、ホワイトニングもそうですが、今後は自分で自分の身体を管理していく人とそうでない人ということに分化していくと言えますよね。
で、断酒ブログなので、むりくり酒に絡めてお話しすれば、では飲酒習慣はどっちに所属するかといえば、結論は明らかです(笑)。
と、偉そうなことを書いてきましたが、私も飲酒時代は当然ながら管理できてない側に所属していたというか、そこの中心、いや底辺にいたわけです。それが、何とか自分で管理する側に移って来れた。その実感も断酒の醍醐味ではあります。