ストロングゼロからもらっていた勇気を今、筋トレからもらっている。

酒やめて、2750日

医療従事者の運動に対する信頼は半端なかった!

私は2年前に肝血腫摘出手術を受けまして(過去の飲酒歴との関連は不明と言われた。密かにコロナワクチンが原因じゃないかと思っている)、その時にCTで「肺に何かある」ことが判明したので、経過観察として半年に一度検査を受けています。その検査に先日、行ってきました。その時はCTだけじゃなく血液検査なども受け、各種数値を見ながら担当医と話すことになります。

そうしたときに感じるのは、日本の医療の「運動」というものに対する信頼ですね。運動というものの、ある種の万能さに、しみじみ納得してしまいます。

このことは2年前の手術の際も強く思いました。「普段運動してるから治りが早い」ということは本当にことあるごとに言われましたし(参考「飲酒の代替行為としての運動が、がん(仮)のような不条理に立ち向かう武器になるとは、これってかなりおトクな話ですねー」)。我々一般人は運動は身体にいいと漠然と考えていますが、医療関係者にとっては、それこそ投薬や手術と同じレベルで、すなわち病気の治療に積極的に関与するという点で、運動というものの効用を認めているのですね。

もちろん、運動の効用は身体的なものだけではないです。Testosterone先生やジョンJ.レイティ博士(『脳を鍛えるには運動しかない』の著者)が述べているように精神にもよい影響をもたらします。

実際のところ朝起きて筋トレ(ストレッチ含む)を30分ばかりすると、やっぱりアタマがすっきりするし、ある程度ドーパミンが出てきて、なんというか世の中と対峙しようという勇気が湧いてきます。

飲酒の代替として非常に有能なのだった!

飲酒時代は、この役割を酒さんが担って(?)いたわけですね。酒でも飲まなきゃやってられないというわけで、ストロングゼロを1本でもひっかけないと世の中に出て行く勇気が持てないという状況でした。お客さんと会う前などは、それを我慢するのにあぶら汗が出る思いだったのです。2個前のエントリ「「俺はあいつほどじゃないから」の意味のなさ」のなかで、中島らも先生による依存症についての「定義」を紹介しましたが、まさにそれで「道具」としての酒になっていたのです。

で、断酒とは、その「道具」の代替を見つけることに他ならないということはいつも書かせていただいておりますが、代替として筋トレは非常に有能であることもまた断酒界隈(?)では広く知られています。

その理由の一つは、やっぱり脳汁噴出を促してくれて勇気をもらえるということです。

そしてそれは、冒頭に記したように身体的な好影響を超えて、病気に対する治療手段にまでなってくれるのだから、なーんだ、いいことばっかりやんという結論になったりするのでございます。まさに飲酒の代わりに筋トレです。

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