断酒によってお金のかからない「時間潰しハック」を身に付けておくことは、存外大きな意味を持つのかも。

酒やめて、2696日

やることなくて昼から酒飲んでしまう!?

2週間ほど前、同窓会というほど大げさなものではないけれども、学生時代の仲間うちのちょっとした集まりがありました。当然、みんな同年代で、現在の状況はというとほとんどすべての人間が会社を一度退職し、契約再雇用あるいはアルバイトというかたちで同じ会社で働いています。女子も、公務員はやはり再雇用という形態で、パートに出ているという人も多く、要は全員現役なわけですよ。このあたり、親世代が「待ってました定年」的な側面もあったのと比べ、やはり日本社会は大きく変容しています。

まあなかには、俺は仕事したくないんだけどさあ会社が辞めさしてくれねんだよ~などと、ジジイ定番のセリフを吐く人間もいて微苦笑してしまいましたが。

ただ、経済的にひっ迫しているから働いてるのは少数派(私含む)で、ひっ迫してないであろううちの一人に訊いてみたら「だって仕事しないとやることないだろ~」と言うのでした。なるほど~と思ってしまいましたよ。そして「こないださあ、昼から立ち飲み屋行ってしまったよやることなくて」などとのたまうのです。危ない危ない。

でもってその辺のところは、当然ながら私などは専門分野なので、アル中時代の話をしてあげると大受けでした(毎年している気もするが)。やっぱり興味あるんですね。興味半分にしても、他人ごとじゃないという思いからも。

断酒erはやることなくて困ることがない!

それはともかく。ちょっと前に「せっかく「遊び方」を知っているのに、もったいないなあ」といった話を書かせていただきましたが、同世代にも、やることない人間もいるのです。そしてそういう場合、もしかしたら酒に走りがちになってしまうのかもしれません。

この辺は、現役時代の仕事の多忙さとも関わっているのでしょう。会社人間でしゃかりきに働きすぎた人間は、永続的な趣味を持つことができない傾向があります。また先に挙げた人間の場合、学生時代にやっていたことが同好会ながらラグビーだったので、それはやはり社会人になってからは継続的に行うのは難しいでしょうし、齢くってからはなおさらです。ビー部なんて「リア充」「主要メンバー」の属性の代表のようなのに皮肉なことです。

その点、私などは非リア、非主要メンバーでしたし、社会人になってからはフリーランスの立場も長いので一人で遊ぶことに長けており、だから今でもやること多すぎです(威張ることじゃないが)。

こうしたことに加えて、断酒して「酒の代替」を積極的に探し、それをできる範囲で身につけていったため、今では「やることない」がまったくない。しかもそれは、酒をやめたばかりで経済力も復活してないときに身につけたものなのでお金もかからない。ということは、リタイヤ、あるいはハーフリタイヤしたときの時間の潰し方についても、断酒効果はあるもんだ、そうしたハックにも断酒は結びついているのだなあと考える次第でありますよ。これも断酒erアドバンテージかと。いつもながらの断酒er理論ですまんが。

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