酒飲んでいたら絶対にしなかったことが多すぎて笑える件。

酒やめて、1766日。

国民健康保険制度は構造的におかしいやろ~、な件

先日、11月30日の深夜12時ギリギリで、今年最後の国民健康保険をネット支払いしました。一分でも遅れるとネット上で払えなくなり、コンビニや銀行に行かなくてはなりません。また一日やそこいらでは大丈夫ですが、そして健全な皆さまはご存じないと思いますが、国民健康保険は(税金も)消費者金融もびっくりの利子がつきますからねー。天引きの方にはなかなかわからないでしょうけれども、私のような定収入皆無のフリーランスにとっては切実な問題です。

それにしても、国民健康保険の高額さには辟易とします。所得税は累進課税が細く刻まれわりに公平感がある(高額所得者は当然ながらまた別のご意見があるでしょうがw)のに対し、国民健康保険は何しろ私のような貧乏人でも高いというのが一大特徴であります。

また、そうした事情から支払いができず、あるいは支払いで手一杯で病院に行けない人も多い一方、来日外国人でもすぐに加入でき、保険適用の高額治療を受けてすぐ帰国、といったようなケースもあり、制度自体はいろいろ問題が多いと思いますね。むろん、この「固定費」の圧迫が消費を妨げている部分も大きいでしょう。若者がクルマを買わないなんていいますが、トヨタのような企業にはこれ(と過度な奨学金返済負担)を糾弾してほしいと思いますよ。こうしたことからも、「若者は老人の奴隷」構造が見えてしまいます。

さらに構造的なことを言えば、国民皆保険制度が寿命を延ばしそれで医療費がさらに肥大し、するとまた健康保険が高額になり破綻寸前といったサイクルもあります。平均寿命なんて、皆保険でないアメリカ並み(78.5歳、日本は84.3歳)でいいと思うんですけどねー。

もう一つ、しつこいようですが構造的なことを言えば、そうした中で「医療」のみが成長&有望分野となり、日本の秀才がみーんな医者になって他の理系分野の技術開発が諸外国に比べ立ち遅れ国際競争力を失うといったような問題もあると思います。

とまあ、そんなことをこのような断酒ブログで言っても詮ないのですが、個人ブログの自由さで書かせていただきました(笑)。

時間があればなんでもできる、な件

さて国民健康保険ですが、まあ唯一良いことがあって、それは所得から控除になる点ですね。年金もそうですけれども(iDeCoなどは個人積み立て、つまり貯金と同じなのに全額控除とか美味しすぎます)。

控除になるのは当然今年中に支払った分ですが、一方で、もう来年の3月末分までの保険料は今期分として金額決定し支払い用紙も届いています。これをどうするか、です。来年の3月分まで今年中に無理して払ってしまって2021年分の控除にするのか、これは来年の収入予定を鑑みながら考えなければいけません。つまりシミュレーションが必要になるわけです。

そしてそのためには、ある程度確定申告に向けての領収書整理などをしなければなりません。ただしこうしておけば、来年申告する際には非常にサクサクできてしまうメリットもあります。

と、まあいいことだらけちゃいいことだらけなのですが、飲んでいた時代は絶対に絶対に絶対にこんなことしなかったですキリッ(`・ω・´)。申告でも、とにかく締め切り前にとっちらかって焦ってやっていたので、当然こうした対策ができるわけもなく、その分損をしていたかもしれません。

むろんシミュレーションやっても果たして節税になるかどうかはわからないのですが、こうしたことをやることで勉強にもなりますし、経験値にもなります。それができるというのが、やはり大きいと思うのですよ。

そしてなぜできるかというと、時間があるからですねー。いつも書いていて大変恐縮ですが、酒やめるとやたら時間が湧いてきて、なおかつ、こうしたことでもまあやってみようじゃないかというエネルギーも同時に湧いてきます。

そして、せめてこんなでもやって、構造的に理不尽な世の中に対抗していきたいと思うわけです(大げさ)。繰り返しますがその原資になるのは時間です。それは酒やめることで生まれてきます。

もちろんこの節税シミュレーション(?)は一例に過ぎず、このようなことがあまりにも多いというのが、酒やめてからの実感ですね。それはほんとに笑ってしまうほどです。

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