酒やめることの価値の大きさが時代とともにどんどん拡大しているよねという話。

酒やめて、2194日。

酒レス人生の妄想、2つのパターン

一昨日の「断酒を前提に人生を組み立てているので断酒を続けざるを得ない7年目の断酒者でございます」というエントリーの最後に、若いうちに酒やめられていたら、人生どんなに変わっただろうという提議(?)をさせていただきました。そうならなかったのは非常に悔しいところではありますすが、最近やっぱり考えてしまうんですよ、そういうことを。そしてこれには2つのパターンがあると思います。

て、妄想なのにそんな細かい分析をしたところで始まらないとも思いますが、あるいは参考に資することもできるかもしれないので、お付き合いいただければ幸いです。

2つのパターンとは、

①自分が若いうちに酒をやめられた

②今の時代に若かったとして、その上で酒飲まない

です。

ともに歴史IF物語ですよね。一見無意味な妄想のようですが、ただしこの2つを対比することで、わりと意味のあることが浮かび上がってくるんではないかと(大げさ)。

①のケースにおいて、自分が若いうち、たとえば社会人になったばかりか少なくとも30台と仮定してみますと、酒をやめていたら、お金はたまったでしょうし、フリーランスとしてやっていたのならばいろんなところで不義理もせずに、今よりは上手くやっていたと思います。でも酒のつながりで仕事を得ていた部分もあったりするので、失ったものもあるかもしれません。そのように考え合わせると、1.5割増くらいで「人生よかった」のかなという感じです。それだけでも大きく違うのですけれども。

酒を飲むか飲まないかの意味するところが大きく変化

問題は②でありますよ。つまり今の時代に若くて、いやいや若くなくてもいいです、40台くらいで、人生もうひと花咲かせられるという時点で酒をやめられていたら、これはもう相当違うと思います。なぜなら今は、個人メディアの時代などとも言われますが、もう自分でいろいろできるからです。そしていろんな人がいろんなところで言っているように、時間で拘束される仕事から、自分で発信しそれをお金に変えていく、あるいは投資をするなど、人生切り売り型から、我々仲間内では憧れを込めて(?)ちゃりんちゃりんシステムといってますが、それを構築する人生へと転換しないと先行き暗い時代と社会です。そして幸いにも、そのための方法が多岐に渡っています。

我々世代が社会人デビューした時分は、そのちゃりんちゃりんシステムは怪しげなセミナーなどで語られるもので、女子がこちらの腕を取って胸を押し付け「一緒に勉強しよ(ハート)」などと勧誘してくる類のものではあったけれども、今やもう完全に「現実」でありその「勉強」は独学でできるようになっています。

こういう時代に酒やめるってものすごく大きいと思うのですよ。毎度毎度で恐縮ですが、酒やめると、お金もそうですけれども時間とエネルギーがワサワサ湧いてきますので、何か始めるにあたって必要な三要素がそろい踏みするわけです。逆に飲んでいるとこいつらが揃わないので何もできないってことですよね。

繰り返しますが、今は個人が何か始めるためのインフラがネットを含めてしっかり知ってますし、また投資にしたところで、基本的には日本以外の国と日本の大企業は右肩上がりなわけですから、その成長に乗っかれば良いという結論になりますよね。めちゃ大雑把に言ってしまえば。

私は株については、個人的に応援している会社の株を持っているだけで動かしたこともないのですが、それでも買ったときよりはかなり値上がりしています。

とまあそんなふうに、今の時代ということを考慮に入れ、先の妄想の①と②を比べてみると、②のほうが、酒をやめる価値が相当に高いという結論になります。

だから今、「もう一花咲かせられる」年齢で酒やめられる人は、まじ可能性あると思いますよ。うらやましすぎます。

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