自分は「断酒er」であると規定し、それをアイデンティティすることが断酒を続ける最大のポイント!?

酒止めて、2158日。

皆様あけましておめでとうございます。今年も本ブログをご笑覧のほどよろしくお願い申し上げます。

「断酒er」はアイデンティティなのですよ

誰にも訊かれちゃいませんが、年の初めになぜ断酒が続けられるのかについて憚りながら言及すれば、突き詰めればやっぱり、自分は「断酒er」やーという思いに行き着き、私の場合はそれが最大のポイントです。

つまり断酒していることがアイデンティティになっているのです。

ほら、よくいますよね。我々のちょっと上の世代だと「俺は〇〇だ( ー`дー´)キリッ」てな具合に仕事上のポジションが自分のアイデンティティになっている人。それは「俺は昔、戦闘機乗りだった」あるいは「俺はデゴイチの機関士だった」という大先輩たちの系譜(?)に連なるものなのでしょう。

ただしそれってその職を離れてしまえば、あるいはそのように認められなくなってしまえば終わりです。アイデンティティではなくなってしまう。

まあ「元戦闘機乗り」「元機関士」は完全引退しているので年寄りの他愛のない自慢で済みますが、死ぬまで働けの世の中で現役を続け、その結果、ご本人の主張と実態がかけ離れているのにも関わらず、「俺は〇〇だ( ー`дー´)キリッ」しているのは痛いです。

いや、だからといってそういう人をディスりたいわけではなく、どうぞご勝手になのですが、そのように社会的ポジションをアイデンティティにしてしまうと、なかなか辛いものがあるということを言いたいのでありました。

その点「断酒er」は、誰に対して主張するものでもなく威張ることでもなく、たとえば「バイク乗り」や「バイオリン弾き」あるいは「サーファー」も含めていいかもしれませんが生き方の問題であり、無宗教とされる日本において一生を支えるアイデンティティ足りえるものだと身勝手にも考えています。バイク乗りやバイオリン弾きの方は、一緒にすんなやーかもしれませんが(汗)。

良いことは全部、断酒に紐づけ

でもって、そういう思いがあればこそ、このブログも書けているわけです。これまた誰にも訊かれちゃいませんが、このブログは、心情吐露を行っているのです。

私がTwitter上で勝手に断酒仲間認定させていただいてる方々の中にもブログを書いてらっしゃる方が何人かいらっしゃいますが、皆さんそのようです。勝手に決めつけて申し訳ありませんが。

そうした中で私がおそらく最年長であり、だからこんなジジイが心情吐露型のブログを書くのはこっぱずかしいのですが、まあ酒やめているんだから好きなようにやらせてもらおうが信条なので、好きなように書かせていただいています。Twitter上で共感が得られることも大いに励みになっていて、こっぱずかしい心情吐露を後押ししてくれていると勝手に考えている次第でございます。

結局のところ、そういうふうに自分の中で断酒というものを信条として確立していくことが、断酒のポイントなのかなあ、と今さらのように考えております。

ぶっちゃけ、良いことは全部断酒のせい、悪いことは全部酒を飲んでいたから、というふうに自分の中で紐付けしていくことって案外重要な気がするのですよ。

Twitter断酒部という存在がございまして、そこでのツイートの最大公約数はその紐付け作業であり、そこがいわゆる断酒会とも若干違っているのかなあ、と。そしてそうしたことを通じた「断酒er」同士の、ゆる〜い心情つながりが、社会に新しいエフェクションをもたらすのではないか、と。

とまあ、年の初めに大それたことを書こうとして上手く伝えきれなかった感ありありですが、ともあれ今年もよろしくお願いいたします。

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